暗黙知を形式知に

組織でいうところの、職位があがるということは
暗黙知形式知にするという能力をはじめとした
コンセプチュアルスキルが必要だと、先日聞きました
また、システム開発において、要件定義を行うというために
必要な能力も、このコンセプチュアル能力なのだと
聞きました


組織において、重要事項を決定する立場にある人が
計画立案といった、仕事について能力が高いということが
必要というのは、いま、自分が直面していて、同意する内容です


複数の人が働いていくその場において、ある程度未来を予想して
こうなっていってほしい、そのために、これこれはするのを
決めるということ、大事なことです


人事ということを、このごろとても、意識します
あるチームについて、誰をリーダとするのがいいのか
この人事については、永遠の課題になりそうですね


複数の人を、リードするのに、暗黙知形式知
する能力は、どうしたら、鍛えられるのでしょう
想像し、予測するということを、建設的な考えでする
そういうことでしょう
もっと、具体的には、野球でいえば、どう勝っていくのか
ゲームを作っていくのか、ヒットが続く、そういう勝ち方を
したいなら、どういうバッティングの練習をするのか
想像、予測して、そのために準備、練習をする
ということに、近いものがあるのでしょう


野球チームで、優勝するというのは、大上段の目標で
その目標を実現していくのに、どうやって、ひとつひとつの
ゲームで勝つのか。自分たちの強みをいかにだすのか
このレベルにおいて、具体的なことを、言葉にする
そのことが、また的確なことというのが、リーダには
求められます


システム開発で、スケジュールを守るのが
うまいチームになる。ということを、当面の目標に
掲げたとしましょう。そのために、もっとブレイクダウンした
段階では、なにを気を付けるのか
「問題の共有」ということ、と、頭に浮かびます
スケジュール遅延について、つきつめていけば、大きくは
そんなに、たくさん、原因となることが、あるとも
思えません


スケジュール自体の見積のずれ、各メンバーの能力の問題
成果物についての、認識のずれ、メンバーの健康、
リーダーの指示のミス
このあたりに、つきるように思うのです


スケジュール自体の見積のずれ、であれば、くりかえし
細かく、スケジュールをひく、根拠について、見直し、修正を
するということで、いったんはあわせこみができそうです
メンバーの能力というのも、仕事をやってもらうということを
小刻みにくりかえすことで、把握はできます
そういう、問題の共有ということも、なによりもの前提は
報連相のきめこまかな、運用です


このあたりにくると、システム開発って、この人間がもとになってる
仕事というのは、ヒューマンスキルがいかに大事か、ということに
頭が行きます


リーダーは発信することが大事です
メンバーも、名キャッチャーであり、発信しかえすことが
とても、大事です