コーチの役割

テニスで、コーチを受けると
目から鱗、ということが、たびたびあります


ストローク、ボールとラケットがあたるあたりかた
コーチがいまの打ち方、いいねと言ってくれます
ある自分の思うとおりのボールが、描く軌道を
そのとおり、再現できるように、何十回、もっとと
練習するのですね


この、そのプレイがいいね、ということを
仕事のなかでも、いつも、やるというのが、大事のように
思うのです
そして、そのいいね、は、先輩から後輩はもちろん
後輩から先輩にも、ありだと思うのです
同じチームにいるなら、そのシステムを作っていくという
意味では仲間なのですから。仲間同士、お互いが
コーチ役をしていく


学びあうということは、まさにそういうことが
スムーズにできる、ということなんじゃないでしょうかね


ある、目的を達成するのには、意見言うというとき
同じ土俵にあがってるということが、とても大事のように
思うのです


テニスをしていて、いいプレイができたり
すると、もっとテニスをしたくなるんですね
これも、ほんとうにシンプルな話なのですが
仕事でも、そうじゃないでしょうか


いままで、まだ自分ができてないと見える仕事が
できそうとなったり、もっといえば、世界が
ちがってみえるときがあると
思うのです
そうなると、俄然、やる気がでる


自分がひとつ、上のレイヤーが
見えるようになる


経営者の先輩として、尊敬する、知り合いの社長と話していて
なにか、質問をすると、そのひとことで、こちらの意図が
わかり、自分の意見を真剣に返してくれる人が、います


その経営者は、自分も似てる、考えを迷い、一度答えをだしてみた
そういうった、経験を語ってくれるのです


人事、ということで、すごく悩ましいこと、
よく起こるのです
ある立場、責任を、負ってみないと、あるポジションの
仕事をできるようになるというのは、難しいですね
それは、スポーツで試合にでる、真剣勝負、負けたら
シード権を失うという立場にたつから、ある、緊張感
危機感。そういったものが、ほんものであるから
育つということがあるでしょう


だから、「やってみないと」という考えにも
もちろん、行くのですが、失うものということも
いつも、てんびんにかけて、悩むのです


私たちの世界でいえば、社員の退職ということも
頭をよぎります
そうでない、挑戦の仕方も、すぐ考えたいところですが
やっぱり、簡単ではありません


コーチすることも、いろんな意味で、難易度はあがります