研修、その意味

仕事を、もっとよりよく、するため
研修、という手法を用います
知識、ということでなく、意識を変えるということに
重点を置きます


上昇志向、といったり、成果主義といったりしますが
民間の会社であれば、利益を継続的にあげるということに
結び付く成果であり、民間でなくて、公的ななにかであれば
公共の利益に結び付くなにかでしょう
そうした、成果に敏感かつ貪欲であること
このことの意識を高めるということが、大事だし
研修の目的もつきつめれば、そこにあるといっていい
と思います


利益を継続的にあげる

自社が、顧客のニーズをとらえて、満足のいく成果をだしてる

コミュニケーションと成果をだすための、人材を育成する


という構図で、人材がどう育てばいいのか
ということに、フォーカスがあたります


このあたりで、プラスの効果を狙った、研修というのも
もちろん、めざすべきなのですが、まずはベーシックな
人と人のいいコミュニケーションであり、いつもあるべき姿を
追う、意識をもつといった、点をしっかりやることから
というのが、浮上するのです


人と人のいいコミュニケーション。コミュニケーションというのは
双方向であるべき、となって、双方向によく伝えあう、
ということが、うまく、できてないケースというのが散見
されるね、と、見えてきます


いくら、デジタル化されても、スマホ、ネットがあっても
コミュニケーションはむしろ、下手になってるのでは
ないかって、思うのが、このごろです


あるべき姿を追う、という点においても
まず、「自分と向き合う」という点で、疎かにしてないか
という反省から出発したいという気持ちがでます


ごく最近、人事系の研修をやるのを業としてます、という会社と
話す機会がありました。いったん、提案してもらおうと
した、こちらが考えた、切り口は、マネジメントスキルのなかの
対人折衝、といったことでした。話すうちに、マネジメントスキルに
着目するなら、ひとつのゴールは「帰属意識」ですよねと
一致しました


あるべき姿を忘れない、そういう考えに沿って、そもそも
会社が存在して、その会社が、人材の育成の場として
輝くためには、コアを担ってる人の「帰属意識」が現在進行形で
高くなっていないと、おそらくは、絵に描いた餅になってしまう
でしょう


いろんなことがそうなのですが、たとえば、お店においても
働いてる人のサービス、といった点で、顧客は、高まっていく
サービスの心というのを、敏感に感じ取るものです
企業において、働く人が、育っていく、そうしたことが
ごく普通に、日常的になってるということを、めざすとき
どういうことが必要か敏感に感じ取ってることが
大事、じゃないでしょうか