やりたいことがはっきりすること

若い人、社員だったり、学生さんだったり話すことが
ちょこちょこあるなか、どうしたら、この人がもっと
元気になり、元気で仕事だったり、遊びもおおいにいいと
思うのですが、そういうなか、自分を知り、交わる人を知り
成長するのか?と考えます


ひとつ、浮かぶのは、やりたいことがはっきりすることです
でもこれば、なかなか、じゃないでしょうか
つまり、野球でいえば、ストライクが来たら打てといってるのと
同じで、やりたいことがなかなか、思うように、みつからないから
みんな、苦労するということじゃないでしょうか


自分が就職活動をしてるときって、漠然と営業をするんだなとは
思ってはいたのです。ただ、どんなステージで、どんな商品を
というのは、具体的には浮かんでいなかったのです
ですが、大学で親しくしていた、先輩が銀行にはいったり、メーカー
または、商社なんてこともありましたが、就職してはりきってるなんて
姿を見ていて、自分もなれるかなとは、思ったりしたのです


何社も就職活動をして、たどりついた(そういう感覚があります)は
銀行でした。だれでも日本人なら知ってる企業集団の名前のついた
銀行でした。けっこう、うれしかったとも思います
でも、なかなか中にはいっての、日々は大変でした。いい先輩、尊敬
できる先輩にも会いました。もしかしたら、このままやっていけるんじゃ
ないかって、思いました


営業、という仕事で自信がついたこともあり
自分をもっと、挑戦させたいという気持ちもあり、転職を決意しました
銀行にいた、仲間、先輩はずいぶん心配してくれました
その心配はあたりました
というのは、銀行でやっていたような営業は、転職先ではできないのですね
それは、言ってみれば、日本で一番信用のある(ほうの一群の)会社から
一番信用の無い(誰も知らない)会社で営業をすることになる
そういう「落差」について、想像もできなかった、20代の自分に
転職してから、気が付きました


それはもう30年近く前の話
でも、いままで、いろんな人に支えられここまで来た、自分は
転職したことが、正しかったとか、間違っていたとか、語るより
いろんなめぐりあわせで、出会った人に、なんて支えられた
そのことが、とてもうれしくもあり、ありがたくもあり
まずそのことが浮かぶのです


やりたいことを、みつけること
それは、人生をかけて、ずっと追いかける、そういうもの
だから、かたっぱしからやってみたら、どうでしょうか
やってみないと、わからないことも多いです
もちろん、「やって」、後戻りできない、そういうことも
ありますから、後戻りできない、ということには敏感になり
やっちゃっていいかは、自分でよく考えることは必要でしょうね