成功と失敗が成長の栄養

会社で、人が育つには、成功体験と失敗体験
両方が必要と思います


とても、「個別性」が大きい話です
Aさんにとって、成功体験になることが、かなりの確率で
Bさんにとっても成功体験になるか、と、言えばそうは
ならないケースたくさんあるわけです


はっきりしてるのは、前向きな受け止め方が
できれば、成功体験も失敗体験も、成長の栄養には
なりうるということです。簡単な図式を用いれば
スポーツをやって、「試合」があって、それに
勝つことも、負けることも、その後の成長には
どちらも、栄養にはなりえます
ですが、「後ろ向き」な受け止め方をすれば
やる気がなくなったり、成長がとまってしまう
そういうポイントにもなってしまう、ということです


仕事をしていて、成功体験。自分がこれでいいのかなと
分からない状態で、なにかをやって、「あなたのやったことは
役にたってる」と認められる。このことは成功体験です
そして、レベルがありますね。なにをどうしたらいいのか
わからないところから、方向づけして、成果をだすまでやる
これが、仕事といってもいいのですが、方向付けということは
難易度が高いです。ゆえに、方向づけはしたあとに、企画、設計
があって、そういう工程の一部をするというのが、多い話
ですかね


設計というのも、かなり難しいことがはいってることが
あります。それは不確定要素を含むことを、予想して、見通しを
たてるということが、必要だからです


こんなふうに、仕事って、ずいぶん、レベルわけにおいて
やること、そのために、つけるべき能力が多岐にわたっていきます
ほんとうに、いい状態で使える人材って、不足してるんです


仕事をしていくのに、人材が必要です。その人材が育っていくのに
マッチした、レベル、量の確保ということが、とても気になります
少し背伸びした、仕事をしていってもらう、そのことが
成長していくということに、とても、重要だからです


失敗する、ということも、自分が成長の過程なんだって
思えると、前向きにとらえることができます
普通は組織のなかの、ひとりとして、失敗しても
リカバリのなんらかは、できるようにしておくのが
組織です。ゆえ、正社員だったら、失敗するのは、したほうがいい
ともいえます。つまり、自分の能力以上に挑戦して
失敗するのは、自分のいまより上の世界でなにが自分に
足らないのか、知る、貴重な機会だからです