ニリンソウ

清楚、という言葉は、この花のためにある
なんていいたくなるくらい、清らか、です


かわいらしく、可憐なといった花のイメージだと
いくつもあるとは思うのですが、清楚という言葉が
ぴったりは、どうでしょう。ニリンソウをあげたくなります


たとえば、みずばしょう。この花、「夏の思い出」の
歌から、かわいらしさ、ということが、イメージされ
そうですが、実際のところ、おいもの類の花の共通な
ちょっと変わった容姿という見方もありますね


信州、上高地。奥上高地とも呼ばれる、明神橋の少し
奥で、ニリンソウの群落をみました
緑のじゅうたんのうえに、ちょこんちょこんと、咲き競ってる
その花は、静かな空間のなかで、迎えてくれました


さきほど、清楚という言葉をあげましたが、咲いてる空間が
静かだ、ということも、この言葉をあてはめたくなる
要素のひとつでしょう
もしかしたら、と、他の場所でさがしてみるのですが
いくつかの要素があるようでなかなか、みつかりません


「日本の野草」 学研  監修 矢野亮

高さ:15㎝~25㎝
花期:4~6月
多年草

山麓、産地の林の縁や林下に生える。名前は
花茎が2本出て2輪の花をつけることによる
根生葉は長さ15㎝~25㎝の柄があり
ほぼ基部まで3~5裂する。葉面には白い班が
ある。花茎につく葉は3枚が輪生、柄はない
花弁状の愕片はふつう5枚。花弁はない
雄しべ、雌しべは多数。葉は食用になるが
猛毒のヤマトリカブトの若葉と似ているので
要注意。まちがdると、中毒死にいたる


はれ、学術的にいろいろ、いうと、でてくるねぇ
二輪の花がつくこと、葉っぱは、トリカブトなんて
でてきたけど、キクとか、ヨモギに似てるね


花を愛でるというのは、自分に気持ちの余裕がないと
できないように思います
できれば、花を愛でる気持ちを持ち続けたいものです


白い花で、こんなに、気持ちがなごんだことは
めずらしい。また、機会があれば、ぜひ見たいですね