行きつけの店

居場所がほしい、それはおそらく、かなりの割合の
人って、そうなんじゃないでしょうか
行きつけの店、というのは、居場所としてはなかなか
いい感じだと思います
20代に通った、行きつけの飲み屋さんは、魚がうまくて
野球好きな店主と、気のいい常連さんが集う、愛すべき空間
でした。飲み方がみなさん、いいんですね。いい感じで
楽しく飲んでるといっていい。


お酒を飲むというのは、ついつい、いらんこと、言ってしまう
つまり、自制心がほどけていきますから、いらんこと言う
ということがありがちな、ことですね。そうすると
気に入らないこと言われたりということで、気分を害したり
そんなつまらないこと、に、なってしまうことが
ちょっとあるものです


ちょこちょこ、行っていたその店では、そういうつまらない
ことが、とても少なかったと、思うのですね
大人、ですかね


野球の話、遊びの話、そんなところで、盛り上がっていました


それから、行きつけの店というのは、なかなか作れていないですね


行きつけの店を作るとしたら
料理、やっぱり魚がうまい店がいいですね
お刺身、焼き魚、煮魚。冷奴だとか、煮付けなんてあったり
食べたいときは、おつけもの、味噌汁とご飯も食べられたり
こう書いていると、お酒を飲むとき、結構家庭的なもので
飲みたいということが、ありますね


20代のときに、聞いた話。たとえば、「高級魚」といった
値段が高い魚がありますね、これ、要は漁獲量が少ないから
希少価値があるということで、値段がつくのだと、言います
その魚好きな店主は、アジ、サバ、そしてイカ、新鮮なものは
これに勝るものはないんだよと、言います


庶民的な、アジほか、そういう魚で、いっぱいやる
いい時間です


いい肴、いい話、いい雰囲気
いい時間を過ごすのに、この3拍子がそろったら
いいですね