チーズの話

若山曜子 「至福のチーズレシピ」より
かぼちゃとさつまいものグラチネ


皮付きの、かぼちゃと、さつまいも
これに、グリュイエールチーズ、パルミジャンレッジャーノそれぞれ
すりおろしたものを、使い、オーブンでやきます


うーん、いい、秋の味ともいいましょうか


オーブンを使うようになって、グラタンというのは、とても
いいおかずだなと、思っています。チーズ好きには、ほんとにいい


前にテレビでみて、覚えた、ポテトグラタンは、ほんとに
やさしい、味で、気に入って、作ります
若山さんの、かぼちゃとさつまいもは、その一歩、深めた?
といったらいいか、ふだんのおかずにどうぞという味


チーズというのが、ヨーロッパといっていい、文化圏に
おいて、とっても大事な食べ物ということを、チーズのおいしさを
知るたびに、思っています


アルプスの少女ハイジにて。いつも食事は、パンとチーズ
なんですよね。それでいけちゃうというのがある


つい先日のテレビで、ローマでの話。ローマの人である
案内人が、ここでは、480種類のチーズが売られています
という解説をしました。ほんとに、チーズが好きなんだと
思います


東横線学芸大学駅の近くに、「ユーロアール」
https://www.euro-art2001.com/
という、チーズ専門店があります
ひとつ、ひとつのチーズに熟成度合いがちがうものが
おいてあったりして、その選択肢の広さに、うれしく
なります


そこで、その日のおすすめだという、ロックフォール
いただきました。食べたときにあれ、いままで食べた記憶の
ものより、ずっとおいしい、と、新鮮だったのです


店主によれば、チーズは劣化するのがやっぱりあるので
その点でちがうのですよ、ということ。つまりいままで
自分はロックフォールのおいしさを知らなかったのだと
思って、うれしいやら、ちょっとはずかしいやら


まさに、アルプスの少女ハイジの、暮らしの近くを思えばそう
なのですが、羊がいて、その乳を飲み、またチーズにして
保存食として、生き延びるための知恵を、積み重ねてきた
そうした、文化ということを、理解しないで、ヨーロッパの食は
語れないですね


チーズ、そして、バゲット、赤ワイン。うーん、これさえあれば
他になにもいらない、と、誰かがいいましたが、確かに
おいしい、その3つがそろって、ああー満足だと思えることは
なんてうれしい、なんて充実感のあることだと、何度か、感じる
ことができました


日本は、ほんとうに、多種多様な食べ物が食べられる国で大好き
な、わけですが、一番おいしいものは、どんななの?ということが
感じられる、見分けられる、自分でいたいなと思います


そう、そうするには、チーズがその最たるものといっていいかも
しれないですが、文化を知り、だからおいしいのだと、納得できれば
一番、近づく、近道といっていいかなと、気づくのです