旅のはじまり

旅をするのは、楽しいです
こうして、はじめてのパリ旅行を楽しんで、思うのに
楽しみは、学びがあるからだな、と思うのです


知らない扉をあけて、見えてきたものが、いままでの自分の
理解、知ってる世界のあれこれ、を、くつがえし
いいえ、あなたの考えは、足らないよと、そんなふうに
思えることが、もっと知りたい、もっと考えを
深めたい、そんなふうに思えてきて、その心の動きが
頭の働きが活性化する、そう感じれることが楽しいのです


知らない扉をあけて


ルネッサンスの意味、ルネッサンスで輝いた、アーティストが
もたらした、文化の光が、イタリアを、フランスを
人々を、導き、いま現在につながるのだということが
少し垣間見れた気がしていて、うれしいのです


もちろん、自分が知らなかっただけで、知ってる人は知ってる
世界だったのかもしれません。それでも、自分がその世界の扉を
あけた、そのことが、大きいと思えるのです
そう、次の扉も開けられるのだ、そういう気持ちになっています


知らない扉をあける、そのこと自体が、学びなのだ
そう感じてる、いまの自分がうれしいです


学びというのは、自分のなかで、思い込んでいた、これこれの
しくみ、だったり、こういう理解で、成り立ってるもの
それを、いったん、こわし、なぜ、そう見えたのか考える
そういう立ち止まり、考えてみる、大事な時間に
つながってるのでしょう


人は、根源的に、人に愛されて、人としての、生きる術を学びます
そして、社会性をもって、こうすると、社会でうまく泳ぐことができる
これも、最初の社会である、家族で学ぶということが大事と
知ります
そこから、家族というインキュベーションから、自分の世界を
殻をやぶっては、新たなものを見て、聞いて、感動し
さらに、できつつある世界をこわし、また、見て、聞いて
考えて、世界を作っていく


世界を作る段階で、見逃してしまった、または、みつける機会が
なかった扉について、さがしてみる、そういうことが大事だと
気づける時間。それが旅する時間であってほしい


旅はいいなと思いました
また、旅にでたいと思いました
いいえ、今日からが新たな旅のはじまり
そう、また、自分が知らない扉をみつけようとする
旅のはじまりです