書くということ

書くという行為はとても、脳にいい、行為だろうと
感じます


旅先で、友人にはがきを書くのが好きです
野沢温泉で、スキーに行って、いい感じの旅館で
ほっこりしたこと、書きます
特に、スキーした身体を寝て、また朝がきて
エネルギーをためて、さらに「朝湯」を浴びて
元気なときに、はがきを書いたのは、うれしいし
とてもよかった


自分が、こうして、何かを感じてる、それを表現する
ということは、自分のいまを、客観視するそういうことに
つながっていると、思います


去年の秋に、京都国立博物館で、三十六歌仙の展示があったとき
そのなかで、こんな歌をみつけました

藤原兼輔

人の親の心は闇にあらねども
子を思う道に迷いぬるかな

(現代語訳)
親の心は闇というわけでもないのに、他のことは何も見えなくなって
子を思う道にただ迷ってしまっております。


自分が感じたのは、何百年と時代を経た歌がなんて新しい
なんて、身近な心を見事に歌っているのかということ
こうした、感じたことも、はがきに書きます


書くという行為は、なにかを「選び取る」ということにも
つながります。つまり、見たこと、聞いたことすべては
書けないものです。選んで、表現するということに
つながります
だから、「脳」を刺激するといっていいのではないでしょうか?


今はインターネットはもちろん、街にでたとしても、情報は
あふれていますね。そのあふれている情報から、いかに自分に
有用なものを選び出すか、ということは、まさにビジネスに
おいても、プライベートにおいても、大きな命題といっていい
でしょうね


「書く」ということが、そのことを、トレーニングできると
したら、ぜひやってほしい、自分の思いは、できるんだと
思っています