会議で対話する

テレワークに挑戦という方が多いのでは、ないかと
想像します。テレワークで、「できるかもしれない」と
思わせてくれたのが、web会議です。いい画質、それも
めちゃくちゃは高くない、料金でweb会議が行えます


web会議をしていて、「会議」の在り方ということに
目がいきます。私の会議の、あるべき姿は「対話」が
あるということです


「経営品質向上テキスト」  岡本正耿 井口不二男
によれば、対話を成功させるのに、3つの条件をあげます


第一:積極的な傾聴
第二:メンバーが自分なりの意見をもつ
第三:人数をしぼる


第一と第二は、くっついているのです
相手を信頼し、相手もこちらを信頼するゆえ、話が、ステップアップ
するのです。ここでいう「信頼」というのは、仕事を任されたら
その仕事に対して、自分の考え、主張をもって、やっていってる
そういうことが、背景にあると思います


あるプロジェクトが進行しています
そのプロジェクトの、「目的」について、プロジェクトの
大本を、主催する人と、プロジェクトを実際進める人が
一致してる、ということが大前提にあります


ある日の会議で、社員のひとりが、いま自分が参加してる
プロジェクト(システム開発)は、目的が官庁へ提出する
書類の正確な作成なんです、その意識が自分に足りてなかった
という報告をしました


目的が、書類、それも官庁へとなったら、ちょっとのずれとか
許されないということが、想定され、そういうためのテストを
十分にする、そうしたこと、が、求められる行動です


そして、その目的達成のために、メンバーがすべきこと
またプロジェクト内でのルール化することなど、やることが
でます。こうした一貫した考えのもとに、考えを深めてる
そういうことが、会議をする前提にあるとき、そのことを
また上司が信頼してるというとき、とってもいい、対話に
なると想像するのです


いい対話は、考えを深めるということが
できると思います。人間の記憶のキャパシティは、限られてるのですが
記憶のなかの、ひきだしがあって、その引き出しが、いつも
ひきだせるように、トレーニングすることで、考えを進めるのを
アシストすることができる、と、考えています


今日のブログを書くのに、上記の、官庁への書類といった
例をひきましたが、「ひきだし」をたどってみてもらうのに
よく使う「手」なのですが、いい例というのは、意外に
難しいですね。
こちらの意図してる、伝えたいこと、そのニュアンスをぴたりと
もった、例というのは、なかなかないものです


ゆえ、ときどきは使うのですが、例をいつももちいるというのは
控えなくては、という意識が最近、もってるようにしています


いいひきだしを、いつも開けられるように
レーニングしたいものですね