原点を問う

長澤という人間の原点。それは人を育てたいという
気持ちだ。それは変わらない。そして私が、代表取締役
務める、システマーズの原点のひとつとなってると
考えます


ステマーズは、企業です。ゆえに、原点のひとつが、人を
育てるであるとして、それだけ、では成り立たないのも事実なのですね
先日も社内で、人を育てるということと、売上をあげるということが
ぶつかる、ときに、どう考えるのですか?
という話がでました。確かに、あるでしょうね


教科書的な答えとしては、ぶつからないような、仕事の仕方を
していこう、つまり、売上をあげて、そのなかで、人を育てられる
そういう環境、取引先との関係を作っていこうとなります


ただ、今、この瞬間、育てるということを優先していいのか?
こう、問題をつきつけられる、人がいることもあります
今度はこうしようと、考えて、いまは、「育てる」に、目をつぶる
いいえ、たぶん、それだと、その次もやらないよ、とか
思います
言葉でいうのは、できる、行動を伴ってやるのは、大変です


仕事するときに、考えて、やることが大事です
ときどき、技術者という言葉を、医者に置き換えてみます


医者は、ある現象、たとえば、発熱ということをみて
その原因をどれだけ、頭に思い浮かべることができるか?
このことが、とても大事な要素とのこと


技術者は、コンピュータ技術者なら、コンピュータが動かない
という現象をみて、その原因を特定していけるということが
求められます。そして、コンピュータについて、いろいろ
試すテストをしたり、解析して、なにかを変えるというとき
どういう、影響があるか、想像力をもって、リスト化し
ときには、権限者を巻き込んで、その対処をしていくということが
必要ですね


こんなふうに、考えると、仕事をするときに、やるべきこと
というのは、本当に多いし、責任ということもつながって
広がります


だから、考えて、また、まわりの人とつながってることが
大事です
そして、原点から考えるということも、「あるべき姿」と
して、大事な観点です


ステマーズの原点のもうひとつは、高品質を求めるということ
です。高品質だから、システマーズに仕事をだしたい
そういう、状態を、繰り返して、発展したい。
たとえば、もうかればいい、であるとか、他人が困ると
想像できることを、やって、前に進むなんてことは
決して、しない。


あるべき姿、について、追っかけるということは
ある意味、しんどい、ことにもなります
高品質を追うために、やり続けることがあるでしょうし
そういう、品質を保てるだけの、文化を持ち続ける
そういうことも、ありますね


こうして、文章にしてみると、文化を作っていく
ということが、会社を続けていくということと、同義だなと
感じました
この文化を理解し、継承する人を、育て続けると
ステマーズは、続いていくのだと、言っていいでしょう


2月も半ばを過ぎて、太陽の明るさが、春に近づいたのを
感じます。また季節は動き、その分、会社も発展をしないと
いけないのだと、感じます