社員が社員を育てる

理想を言います。理想を追っかけてこそ
ひとつずつ、山を越えられるとも、思います


表題の社員が社員を育てるという、こと、あたりまえに
なるのが、理想です
先日、管理職数人で、システマーズのいいところを
だそうということで、話し合いをしていて
若い人も、新入社員の育成に熱心だという話に
なり、とても、うれしく思いました


その話、いまは、なにかしら、現場での振る舞いに
つながる、技術について、教えるといったことを
中心に話がでたと思うのですが、ヒューマンスキルという
ことでも、社員が社員を育てるということに、工夫が
必要と、思っています


ヒューマンスキルの、基本は、見ること、聞く事です
見るのです。育てたいという人を見て、なにかを
感じましょう
そして、聞くのです。全身で相手がなにを伝えたいのか
キャッチしたい


聞く、ということに、ずっとこだわっています
また、聞く自分自身のことということにも、思いをもちたいと
感じます
つまり、聞いてる自分自身、どれだけのうつわがあるのか


カウンセリングを語る、河合隼雄によれば
たとえば、中学生のカウンセリングをしてる、場において
中学生のほう、つまりカウンセリングを受けてるほうが
カウンセラーを、落第させて、その話し合いの土俵に
のってこないということがあるというのですね


だいたい、カウンセリング、いい話なんてなくて
中学生でいえば、たばこを吸うとか、学校にいかない
なんてこと、いわば、その本人にとっても、さわられたら
いやなことを、話すわけです
そのとき、話してる相手は、だいじょうぶな相手なのか?
ダメだと思ったら、話さない


この話を、聞くとぞくっとするのですよ


話、聞いてます
聞くのが大事です
そんなこと言っていて、相対してる、人は、自分のことを
信頼して、話そうとしてくれているか


こんなやつに話しても、らちがあかないとか
だいたい、思ってること、ずれがありすぎて
話す気にならない


そういうことって、ずいぶん、あるのではないか


ときどき、思うのは、社長、それもオーナー社長って
特別な存在で、その立場を、理解するのは、やっぱり
その立場に立った人だろうと思うのです


その点から、考えというか、自分の存在を思いながら
話をしたりすると、やっぱり、ずれはずれのまま
ずっともつということに、なります


できれば、同じ目標をもつ、いっときというか
ある部分において、ということかもしれないですが
全体の役割を完全に忘れるわけに、いかないですが
ある目標を、達成するということにおいて、自分たちは
同じ目線、同じ役割を演じようとしてる
そういう、つもりで、話をしないと、なかなか
共通のなにかが、みつかりません


やっぱり、ここでも、触媒が大事ということにも
なりそうです


営業ということ、社員の育成ということ
それぞれが、一定の触媒にはなりうるのです
そして、やっぱり、そうした触媒は、自分でみつけられるように
なりたい、とも思います