話し合いを行動へつなげる

いい会議とは。それはその話し合いのなかでいい気づきが
あることです。いい気づきがあって、見えていなかったものが
見えるようになり、その解決に向かって、どう行動するということが
わかるということになるでしょう


いい会議のためには、でてくる意見が粉飾決算していない
自分の都合のいいような、なにかがはいらず、セキララといっていい
情報がでてくるということが大事と思います


ここまで書いていて、セキララ、自分の都合のいいことがはいらない
と書きました。大事なことにはちがいない。そうですが、はたして
できるのかな?と、不安になります
自分自身、この意見が、たとえば、相手の行動、行動だけでなくて
今後の相当な時間、言い換えれば、人生を左右するんだと
感じたいとき、ものいいは慎重になるにせよ、はたして自分の
都合のいいように、なにかを変えてないか?


ここのところ、1,2年のことです
抽象と具象をいったりきたりするということが、頭の中で
ぐるぐる回ります。ほんの少し、少なくとも10年まえまでは
具体的なことがいいことと、思っていたと思います
いいえ、具体的なことばかり、みて、具体的な話を
人とすると、そういう意識でいると、木をみて森をみていない
という状況に陥ります


いま、なにが起こってるのか?
自分は?自分のまわりは?日本人は?世の中は?


よくそういう、問いを自問自答するときに、源義経の話
永井路子がひも解いてみせた、彼がなぜ、兄、頼朝に嫌われ
ついには討たれてしまうのか?ということを、思い出します
鎌倉時代は、武士が自分たちで、自立して生きようという
京都にいる、貴族から、自治、そして土地といった、大事なものを
勝ち取り、自分で生きようとしていたとき。その時代の大きな
流れを読めず、義経は、京都の院の手の平で踊ってしまう


こうした、時代を読めない人にはなりたくない
そのために、情報収集し、今を行きたいと思いました


はたして、そうなってるのか?


そして、時代ということ、世の中ということを、理解するうえで
必要な視点、というのが、抽象的に物事をとらえられる
ということだろうと思い始めています


社員を育てるということ
たとえば、具体的にその一人の社員がどういう行動をすることが
育ってると、みるのか?こういうことも大事なことには
ちがいないのですが、一人の行動ということでなく
俯瞰した視点をもって、このことはどういう意味をもつのか?


そんなふうに思って、世代がさがった、20代、30代をみていると
対人た応力といったことが、低いこと、が見えてきます
一方、デジタルなものを使うということ、マニュアルを使うということに
ずいぶん、能力を発揮するということはありそうです


そういう意味では、なにかしら、道筋をたどって、(ゲームのようですね)
成果をだすのは、得意、だけど臨機応変に、対応するのは苦手
といった、ことが、傾向として、見えてくるようにも思います


生きるということ。チームを作るということ
若い人が育つということは、なにかしらのステージにのってもらって
そこで活躍すること、と、思います
何かしらのステージ、を用意することが、自分の仕事だなと
思い始めて、年数がたちました
そのために、時間を使う、人と協力する、アイディアをだす
これはどんどん、したいですね