管理職

管理職という、立場に立つ人は、はたして、どんな人が
やったほうがいいのか? 例えば、性格はどんなタイプが
向いてると言えるのか?


ひとつの答えとして、対人援助といった仕事なのだから
世話好きな、ということが浮かびます
実際そう思って、そういう要素を持つ人になってもらおうと
思ってきた、自分がいます


ただ、はたして?そうばかりでいいのかな?
そういう反省にたってみようと思います。あえてそう考えると
実際、会社がどういう方向の人材を育てていくのか
また会社が、どういうビジネスをするのを、志向するのか
ここに、関わってくるのだなと、気が付きます


どういう人材を育てるか? ここで、最近思ってることは
基礎のしっかりした人、ということです。基礎、とは人と関わって
人と、協働して成果をだすのが、できる人、そういう意味での
基礎です。


「社会力を育てる」 門脇厚司


この本によれば、今、上に書いたような、基礎をもつということ
その力を、社会力と呼んでいます。私の言い方は
ずっと、対人対応力といっていました
もちろん、対人対応力というのは、社会力の一部分といっても
いいかもしれないし、完全に重なる?ということも
あるのですが、相当な部分、重なってるのを感じました


この門脇氏。世代としては、私より、二回りは上です
そういう意味では門脇氏が、この世代の人たち、まずいな
社会力をつけなければ、世の中おかしくなるぞ、そういう
危惧をもってみた、若者、というのは、実際自分たちの
世代だということに、気が付きます


そうなんです。新人類と言われ、上司を上司と思わず
礼儀より、いろんな秩序といったことより、自分の
したいことを優先。そういうおかしなやつら
そう、私も言われ、世代としてそうだと、言われました


まま、そのあたりの話は、またにするとして


管理職。社会力をもつということは必須でしょう
そして、社会力はどうやって、みにつけるとなると
やっぱり、真剣な話を、他人とやりとりしながら、気づく
ということを、くりかえして、学んでいく。これに
つきるように、思います


あ、この人は信じていいな。そういう気持ちをもって
話をするのですね。そして、粉飾決算のない、セキララな
自分をだしてみたいと思います


このあたりの話になると、えー、それって難易度高くないですか?
そういう、対象者からの声が聞こえてきます
はい、それもそうでしょう
ですが、避けていては、「学び」としては、うまくいきません
ですから、あえて、このとおりやってくれと言いましょう


セキララな、自分をみせる、相手に伝えてみる
このこと、実はしたいというときと、したくない
というときと、あるのも、気づくことです


ついつい、上司が自慢話をしてる。この構図は組織で
よくある話です。いいえ、上司の人は、自慢話でなくて
失敗談をぜひ、話してほしいと思います


自分でも、覚えがあるのですが、実は失敗していて
それに気づけもしない。そういうことって、結構あるんじゃないかな
そういうことに、気づける、自分のやってることってはたして
誰かにとって、いいこと、役に立ってることなのか?
自問自答するということを、習慣にしてほしいと思います