対人対応力

村上春樹の小説、ノルウェイの森にでてくる、天才肌の人の
話があります。たとえば、ピアノ。誰も教えてないのに
難しい曲を初見でぱーっと、弾くことができてしまう
それは、もちろん、才能ともいえるのだけど、それだけなのだと
書かれています。自分の能力を体系化できない。どうしたら
もっと、積み上げることができるのか、そういったことが
できない。


この逆をやりたいと思うのです。天才のような才能は
私にはない。だけど、積み上げていくそういうことはうまい
そういう人になりたいと思うのです


対人対応力、ということを、くりかえし思っています
一番、目に見えてでてくるのは、「お願いすること」
「あやまること」です
そして、人になにかをしてもらうのに、気持ちよくやってもらう
そのためには、なにをしたらいいのか?


セミナーでお世話になったことのある、柴田励司氏の話に
「聞いてない」ということが、とてもある人(ほとんどの人)には
もうその件はやらない、どうかすると、妨害するとまでなる
一番、人を動かすという意味でやってはならないことだと
言います
人事のプロである、柴田氏のレクチャー、研修では
人事のことを伝えるのには、順番がある、と、言います
あるときは、いっしょに、ある特定の人には、先に
という配慮をすべきだということがでてきます


「配慮」について、まさに、自分は少しずつでいいから
積み上げで、うまくできるようになりたいと思います
これも、柴田氏の言葉ですが、「アンテナをたてる」ということが
大事だといいます
なにか、自分が身に着けたい、といったことについて
意識して、「アンテナをたてる」ということをするのがいいのだ
ということです


社会人になったら、ほとんどの仕事、チームでします
顧客もチームの一員という見方をすれば、それこそすべてがそうだ
とも言えます
そうしたとき、チームのメンバーが気持ちよく仕事するのには
なにをするのか、ということは、リーダのみならず
参加するにあたってはすべてのメンバーがきにすべきことで
その中心に、対人対応力があり、対人対応力のコアなとことは
「配慮」だと、言えると思います


いい配慮は、うまく伝染していくということがありそうです
いい配慮を感じる、その感性が大事ということもありそうです


あなたは、仕事で配慮が行き届いてるといえる、対応が
できてますか?また誰かの配慮を気づける、感性を
磨いていますか?