時間は有限だと知る

時間は有限だし、自分の体力そして、体そのもののいろいろも
有限だと、気づくということが、大事なことです
若い人といっしょにいると、自分を大切にできてないのでは
ないかと、思う場面がやっぱりありますね


若いと感じてるときって、「自分の人生の時間はまだまだ、たっぷりある」
と信じていること、に、近いのですよね。それはいいこと、とも
言えるのですが、だから、自分のまわりのいろいろを、ぞんざいに
やっていいとは、ならないのです


今、私、週一回、テニスのレッスンにいきます
そして、練習すると、練習するだけ、テニスはうまくなるのですよ
あ、継続して、ずっとずっとうまくなっていけば、すごいものですが
そう、なかなか、積み上げがうまくいかないこともあります
だけど、一定のところ、「意識化の原則」「過負荷の原則」
といったことも、実際やっていて、感じられるくらい、ある部分
ある時間は、うまくなっていくことができるのです


そして、やっぱり、時間は有限だと、感じることもテニスしていて
思います。やり方で、いろんなレベルアップは可能かとも思うのですが
たとえば、練習時間。一日に4時間、5時間なんてやるのは、すくなくとも
すぐにはしんどいです。そうなると、無理がないところで、1時間半、2時間
くらいが、一日できそうなこと。そのなかで、いかにうまくなるか


これに近いことは、仕事でもあります
営業は人と仲良くなることですが、やっぱり時間はかかります
技術って、得た知識を、自分の行動で使えるようにしていくことが
大事ですが、それだって、一回やれば、OKというのは天才で
繰り返しやる、つまりは時間がかかります


そうしたとき、仕事でどのくらい、時間をかけられるのか?


時間は有限なのですね


まえに、絵を描くというときのことを、うちの奥さんに聞いたことが
あります。ある風景、あるものを、絵に描きたいと思ったら
繰り返しその場所で絵を描くのだという、話になりました
季節、時間、光の具合が変わるのを、いろいろ変えて、同じ場所で
絵を描く


なぜ、そこまでするのか?
絵を生活ととらえると、でてきました


絵、に限らず、ある仕事、あることを、どうしてもやるとなったら
それは生活、としてとらえるということが、大事、じゃないでしょうか


人間、生きていて、なにをするのか?自分で決められない
ということが、多くおこります
あなたが、若くて、いろんな判断がまだできなくて
つまり、自分が人生になにをかけるか、決められないとしたら
私がおすすめする、生き方は、まずは「ふりをすること」ですね


技術者が、技術者になるためのいろいろをやってる
自分は集中して、人生をかけてやってると、思うことを、自分で信じてるふりをして
やってみる


営業マンしかり。


そこまで、一定の期間やったとしたら、きっとそこから見えてくるものが
あります
何か見えてきたら、そこで、また考えたらいい
すくなくとも、私はそれに近いことで、ここまで歩いてきました