人が変わるということ

なかなか、「変わらない」「変われない」という
事実を、しっかりみるということが、ありますね


そういうなか、いかに「自分と向き合うか」であり
「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあるならそこから
一歩を踏み出すか?ここになるのかなと思うのです


新入社員研修は、わが社でとても大事にしてる、研修です
学生だった人が、技術者として、営業担当として、動き出す
その基礎を、考えるということになります


「教えてみて」「気づく」ということを、大事にしています
自分がなにができるのか、自分との対話をしていきます


自分が変わる、そのまえに「こうなりたい」という気持ちが
あるのか? はたしてそれはどこまで本気なのか?
そういうことが、問われます


NHK 朝ドラの、ちむどんどん。物語は、主人公暢子の結婚
独立、出産と進みます
暢子が、ひとりの男性と出会い、恋をしてるということを
なかなか、認められない状態があって、そこに、母親から
父と母がいかに、結ばれ、お互い生きるという原点からはじまった
その物語に感動するということが、描かれています
この感動が、自分の恋を、自己認知し、その気持ちに素直に
なろうという変化につながります


人間、誰かの気持ちに応えようというとき、自分が変わらなくては
ならない、と思います。だから、恋愛も結婚もそういう意味で
大切だと思います
自分を大切にすること、これが相手を大切にすることにつながる
この単純なことに、若い人は、なかなか素直になれない、って
感じます


新入社員研修。まだ経験がない、ただ、漠然と技術者になりたいと
思ってるくらいの人に、実務を経験してる自分が教えられることは
なんなのか?どれだけ真剣にそのことを、思えるか


このことは、恋愛感情をもった人、その人が好ましいと思うなら
その人の気持ちにこたえられるかどうかということに、似てる
状況ともいえます


俳優というのは、別の人の人生を表現するという、とても意味のある
仕事といっていいと思います。そうだとすると、ある人の感情
その生き方に、自分を重ねて、自分のなかに、他人を受け入れるということが
できることを、求められるのではないでしょうか
別の言い方をすれば、「共感」ですね


他人に共感できる。高いレベルで、共感をもって、仕事をする
このことが、ひとつの到達点として、意識できて、仕事できるか?


自分が変わるということは、共感できるのかということと
深くつながっていると、思うのです