[]おれとおまえの仲だから

日本人っていうのは
ひとつのコミュニティのなかで
生きてるというのが前提のようだ

同じ村に生まれれば、子供はみんなの子供
よそのうちの子供でも大人は、悪いことしてれば
しかる

大人どうしでも、とことん、決定的なちがいなど
みつめあったりせず、
「おれとおまえの仲だ、まあええじゃないか」
とかあいまいにしても
つかず離れずということをしてきた

そういうことが、多くの場面うまく機能してきた
それが、いままでのというか少しまえまでの
日本。

いまそういう、同じコミュニティだからという
前提をいおうにも、一番身近にあるはずの
地域社会がない
このことが、どんどん日本のひとりひとりの
いきかたをかえざるをえないように
してると感じる

そして、どう変わるか、わからずにとまどって
いるんでしょう