人材育成

人財育成に取り組んでいて
あれ、このこと、自分が言った言葉を
この自分が教えた後輩が、さらに後輩に
近い言葉で、伝えてる


そういう経験があります


しかることと、褒めること
このこと、教科書的には、両方必要となります
しかしながら、しかることと、褒めること
両方やってみたら、わかります
どちらかに、普通はなります


そして、褒めて、育てるということを
してきた、つもりです
相手が、気持ちがあがる、褒めるという行為を
しながら、できるだけ、こちらの意図も汲んでもらう
そういう、やり方をしてきたといっていいと思います
ところが


ときに、相手が、汲めない部分で問題が
起こります
技術で一生懸命勉強すること、これは大事
一方、社会人としてのマナーが、できること
これも大事
はたして、両方できなくては、ある面困るのですが
たとえば、マナーができること、これが少しおろそか
たとえば、勤怠について、甘いところがある
つい、遅刻が多い、体調くずすことが多いとあると
しましょう
そういう人が、技術の勉強は一生懸命、そのことを
褒めていました


やがて、年次があがって、そのAくんにも
後輩ができて、後輩といっしょに仕事します
あいかわらず、遅刻など目立つ、Aくん
後輩から、先輩は社会人として、守らなくては
ならないこと、やってないのに、私をしかるんですか?
そういう言葉がでてきます・・・


褒める、指導って、ある面有効です
でも、一定のところ、10人の人がみたら、8人、9人が
おかしいということを、やっていたら
その褒めてることも、帳消しになる
そういうことは、世の中起こるのです


さて、本題にもどって
指導してる、いま、対象の彼。
褒める指導をしようとして、それだけで
うまくいくのか、悩みます


まさに、私が自分自身で、それでいいのかと
疑問を持ってることでもあります


「逃げ」と受け取られると、したら、残念ですが
人間の指導、というもの、ある意味「部分」でも
できたら、よしとするという、考えにたつ、ということも
重要かなと思ったりするのです


人間を指導するということは、奥が深く、またいろんな
ことも、からみます
さきほどのように、世の中の一般的にどうなのか
まわりの人がどうとらえるのか、そういうことも
気になります
でも一方、周りの人のことは、おいておいて
その人に注目してまず、なにかやるということも
重要ということも、事実です


だから、指導するということ、自体とても意味の
あると認めるなら、まず自分の信じた方法で
やる、それが、やっぱり唯一の方法だと信じます
一般論でやると、まず、伝わらないですし
だいたい、自分が一般論は一般論としてしか
とらえられないと思います


人財育成は、とってもいま、時宜を得た
どうしても、進めるべき、大事な価値ある行動です
人材育成をしたい、そう思うこと
そういうきっかけを、作っていきたいし
気持ちを強く持つことを、また、なにかで
伝えていいきたいです