研修と想像力

学生のときに、ひとつの理想じゃないかと思ったことのある
晴耕雨読。なぜ?耕して、雨が降ったら、本を読む
なんかあこがれる、生活?


今日は年間予定で決まってる、研修の日です
雨で、勉強するにはいい、タイミングじゃないかと
思うことにします


今回は身近なテーマを、どう進めたら、会社にとって
いい、理想的な、成果をだせるのかということを
時間かけて、話し合ってみるということで、研修を
進めます


なかなか、思ったような成果がでないというのが
仕事かもしれません。ですがだからといって、自分たちに
とって、理想とはなにかということを、いつも考えておく
というのは、本当に大事なことです


人材育成。このことを、ずっとおっかけます
そして、あるとき、思ったこと。若い人が成長するのに
一番いい方法は、あるステージを用意して、そこで
思い切り活躍させることです、と。
これあるとき、電車のなかで誰かがしゃべっていて
それはまさに、「天の声」のように聞こえたのです


あるステージを用意して、思い切り活躍
これ、スポーツとかだとわかりやすいですね
でも、実社会は、スポーツのように、明解な
シンプルな世界からは、ちょっとずいぶん離れています
だけど、感覚的にはそうだなと思うのですね
ステージがあって、そこで活躍する


ステージという意識を高めるということが
ありそうですね。
技術者なら、自分のステージを定義する
いいえ、営業だって、管理の人だってそうかもしれません
こういう、シナリオで自分はこうして、成果をだすと
決める


チームだったり、そのなかでの自分のポジションということに
ついて、まずは、オープンな感じで、上位者だったり
関係する人と話している、そういう状態を作りたいと
思います


「あたりまえ」ということになりそうですが
チームには先輩もいて、後輩もいるってことが
とても大事と思います


それは「比較対象」がいるということで、自分のポジション
ということを、客観視するヒントになるということが
とても大きいのだと、感じます


ほんとに言い訳に聞こえるかと思うのですが
うまく先輩もいる、後輩もいるという状況を作る
というのが、簡単ではありません
世の中、効率化という掛け声のもと、なかなか余裕をもって
人員配置なんてことが、もう二十年、いいえ三十年それ以上
できてない、ってことがあるのだと思います


だったら、可能なかぎり、想像力を働かせて
目の前には先輩はいないかもしれないけど、近くにいる人に
先輩としてみなして、なにかしら、話してみるとかが
大事になるのだ、ということがあります
想像力大事です


「研修」が人材育成の柱となっていて、まさに「疑似空間」
といったことのなかで、自分のやること、自分のまわりにある
事象、人の理想、そして現状はどうなんだと、思いを巡らせる
そういうことを、通じて、はたして今自分の仕事の意味は?
改善の余地は?ということで、考えてみる


今日は雨の日
自分と向き合う日にしてみたいと思います
雨で、心が落ち着くそんなふうに、思えるといいなと思います