もやもやする

昨日、NHKクローズアップ現代において
もやもやする、ということを、肯定的にとらえる
そういう取材、報道がありました


一番、「え、そんなにちがうの?」という
感覚でみえたのが、グループワークにおいて
ひとつめは、もやもやすることについて、意識が高い人たち
もうひとつは、その逆でもやもやすることを、あまりしない
人たち
(こうして、ふりかえって、これどういう基準でわけた?
また本人たちになにか、申告させてる?みたいな疑問が
大きくなりましたが)


こうしたふたつのグループをつくり
「大人のリスキリング」ということについて、どんな打ち手が
あるかといったことを、話し合ってもらったというシーンです


もやもやする(のをよしとする)側のグループは2時間半、3時間
と、話し合いが進むにつれ、ほんとに、いろんなアイディアが
どんどんでていい感じ


一方のグループは、一定以上の時間たつと、話は終わってしまう


もやもやするというのは、実際、自分としては心がけている
というか、そういう気持ちで取り組まないと、なかなか決められない
判断をいっぱいかかえてやってるといっていいです


もやもやする、考え続けるこれが、経営ということを
思う時、とてもほしい「態度」といっていいと感じます
ただ、もやもやしてると、そもそも考え続けてるその対象の
「なぜ」「そもそも」ということがずれてしまうということが
起こります
だから、そもそも、これ出発点となるのはなんなんだと
自問自答し続けるということが大事とも言えます


「会社を発展させる」→「社員のレベルアップをする」
→「社員同士が話し合いで、気づきがある」→「気づきを
促すような、仕事の進め方」→「仕事の進め方を考える」


こんなふうに、どうしたら、ちょっとずつでも社員がいい感じで
仕事するか、なんてことを、考え続けます
ある答がでてきたとしても、それはひとつのケースとして
覚えておくとしても、考え続けます


考え続けるというのは、結構大変です
だけど、ときに場所を変えたり、ときどきは、相手をみつけて
そのことをしゃべってみたりと、考え続けます


もやもやと考え続けること、これ一定時間以上やってると
「くせ」みたいになるということが、あるようです
そうなったら、いいとも言えます


例えば、スポーツだったり、なにか身に着ける、もの
料理もそうでしょう、楽器の演奏なんてまさにそうだと言えます
どのくらいの、時間をかけるのかということが、大事だということが
よく言われます
「毎日やる」ということもでてきます


毎日やる、ほんのちょっとでも前の日より、自分のスキルなりが
あがってるのを、感じながら、やる


こういうことは、つまりもうちょっとでもうまくなるには
どうするということを、考え続けるということになる、と、言えるのでは
ないでしょうか?


もやもやする、から毎日やるに、シフトしてしまいました
もやもやする、毎日はできなくても、ときに一週間に一度
いいえせめて、一か月に一度、もやもやする時間というのを
もつというのは、色んな意味で、とてもいいのではないでしょうか


考え続けるって、大事だと、少なくとも気づけると
思いますよ