スローフード

秋になって、一度は食べたいと思うのが
栗ご飯ですね
この栗、最初から作るのは、それなりにやっかいです
栗、皮が二重になっているのですね。うまく剥くのに
水につけておいて、丁寧に手で剥くということをする
そういうことになります


多めの栗の炊き込みご飯を作るのは、その皮を剥くという
下処理がありますから、時間がかかります
「面倒だ」と思うか、この時間をかけるというのを「面白い」
ととらえるか


何度か、こうした料理で時間がかかるということをやって
面白い、この時間をかけてること、それ自体がいいことだと
思えたことがあります


スローフード」という言い方があります
今、生きてる特に都会で生きてる人は、とにかく時間がない
いかに時間をかけないで、仕事するか、そのことにひっぱられる
ようにいかに、時間をかけたにで、食事をするか、であるとか
いろんなことに、時間をかけない、ということが、世の中の流れです


できれば、一週間に一度、たとえば、日曜日の午後は、であるとか
時間をかけて、食事を作るとか、できるといいなと思います
そうしたことが、本来、自分がどういきるか、であり、大切な人と
どう過ごすのかという、大切な考えを、ゆっくり考えてみる
そういうことの栄養になるように、思います


料理で「ひと手間を惜しまない」ということが、キーポイントに
なったりします。皮をていねいに剥く、だとか、天然だしを
使うとか、そういうことになります


我が家では、みそ汁が好きです。そしてみそ汁は、天然だし
煮干しを使います
できれば、煮干しは、1時間以上、まず水につけておく
ということをしたいところです


どんどん、手間がふえるじゃないか
そうなのですが、料理はいっしょに食べる人を思いながら
一定のところ、丁寧につくるから、満足度が高いということが
あります


秋は実りの季節ですね
好きな漫画、「クッキングパパ」にオクトーバーフェストなる
話がでます
日本でも、芋煮会といった、収穫を喜ぶ、お祭りがあったという
ことを聞いたことがあります


秋は、まさに実りをいただく
日本でいえば、新米を食べて、芋だの、栗だのを楽しむ
ひとときといっていいでしょう


今年は、1回といわず、2回くらい、休日に予定をいれずに
栗ごはんとか、グラタンとかで、あったまりたいなー