食材の良さをだしていく

このところ、ホウレンソウ、小松菜、といった、菜っ葉を
ナムルにして、食べるのが、お気に入りです
作るのは、簡単。ゆでた、菜っ葉を、ごま油と、醤油であえればOK
ごま油は、いいものを使いたいです。香りがいいですから。


先日、仲良しが二人我が家にきたときに
まず、お皿にでーんと盛ったのが、ホウレンソウ、豆もやしの
ナムル。それから、じゃがいもの、皮ごとゆでて、しょうゆと砂糖を
まぶしたの。


こんなふうな、シンプルなものがおいしいです
野菜が、おいしければ、シンプルにしたものがいいのです
シンプルに野菜を食べるといえば、土なべの野菜蒸しなんて
とっても、おいしいですね


野菜、生のほうが、栄養素がこわれないといわれますが
実際のところ、生の野菜をそんなには、量を食べられないのが
普通じゃないでしょうか?
火を通したものなら、食べやすいです
いいえ、もちろん、生で食べたいものもあります
トマト、レタスは、生の新鮮なもののおいしさったらないですよね


安曇野に再現された、自由学園の、先生の言ったこととして
「海のもの、山のもの、両方を食べることが大事だ」
そうなんですよね。でもまだまだ。貧しかった日本(明治
大正の話ですね)無理はしなように、と、あったとのこと
野菜と、しらす、これだって、海のもの、山のものです


野菜と、魚、野菜と肉、栄養もそうでしょうけど
おいしさ、という意味で、いろんな料理がそうですけど
その、うまみが重なると、なんとも豊かなものになるのは
誰もが知ってることです
代表は、シチュー、スープの類でしょう
野菜のうまみ、肉(魚)のうまみがでますね


基本中の基本なのですが、最近、みそ汁のだしを、煮干しで
やっています。いいえ、正確にいえば、煮干しをひたす時間を
しっかりとるようになりました


忙しさに紛れて、とてもいいと思ってる煮干しですが
結構、いれてすぐ、加熱をはじめて、とやってしまって
いたのです。半日とか、水にひたしておくことで、十分うまみが
増します


昔からいわれてきたことには、必ずいい意味が
あるものです。なぜなら、言われ続けて、残ってきてる
ことだからです


いまは、ほんとに変化がはげしい、先の見えない時代と
言っていいのでしょう。だから、自分たちの親世代もっと上の
世代が残したものをいつくしみ、残したいものは残す
そんな態度を忘れたくない、最近とくにそう思います