昨日、12月24日の日経新聞夕刊の
「あすへの話題」に
長部日出男氏が書いている
壬申の乱、そしてその勝利者である
天武天皇が
・・・和語と漢学の見事な融合、神と仏の和らかな共存
世界に類のないこの二元構造こそは、わが国の文化の
最大の特徴で、壬申の乱が「日本」という国家の
原型を生み出す基となった・・・
壬申の乱のことを記述した小説
「あかねさす」になぞって
明日香から吉野まで
歩いたことがあった
遠く千数百年のときをこえて
この日本にうまれてよかったと
日本がとても好きだと思える
言葉があって、思考がうまれるなら
その言葉のありかたを方向づけた天武天皇は
まさに、この国の方向を定めたといって
いいのではないか
すこし興奮しながら読んだ
文章です