学生で体験すべきもの

私の大学の確か入学式のあとの
オリエンテーションにて
「大学の教養課程ほど、自分の人生の方向というのを
じっくり考えられるときはないと思う」と
先生がおっしゃった
自分がそうできたのか?はそんなに客観的にまでは
わからない


実際、かなり心惹かれていた職業は、学校の先生だ
それは、きっと学校がすきだったからだ
子供も好きだし、学校が好きだ
先生になって、いっしょに勉強したり、なにか少し勉強以外の
ことも、若い世代に伝えられるような自分に
なりたいと思っていた


大学のクラブでいっしょに汗をかいた、仲のいい先輩とかが
社会人になって、いろんな話を聞いた
銀行で、人から大切な財産を預かったよと、話してくれた先輩
商社で、ビジネスを作り出すという場を走るという話を聞いた
海外へ、ビジネスでどんどん行くという話しを聞いた
もちろん、自分がそのとき志望していた
学校の先生になって、教科をおしえることや、生活指導の大変さ
やりがいなども、聞くことができた
そういう意味で縦のつながりがあった、クラブというのは
ものすごく、いい情報源だった


自分もアルバイトをしたり、ある程度自由になる時間で旅行をしたり
して、やはり高校生のときに感じたことより
少しは、広く世間にふれて、いろいろ考えた
もちろん、社会にでてから感じたことのことのように
深くというか、リアルには体験できないこともあったのだけど
でも、大学のときは大学生にしかできない
見聞を広め、一定の経験をしたと思っている


今日の日経新聞の春秋に、ボランティアやフルタイムの労働を
経験するために、休学とか留年という選択をするというのは
どうかと、でてきた
確かに大学3年の秋から就職活動をするということが
前提だとすると、時間が足りないというのは
あるとは思う
学生の学生ならではの経験から、自分で感じたことを
考えてそれが、職業選択に結びつく
あたりまえのことだけど
いろんな状況がそれを許さない?ということも
あるのかもしれない


どっちが正しいとかいいとかは、いまはいうまい
いいたいのは、学生はというかその世代、その立場で
精一杯の経験をしたほうがいいと思う