千と千尋の神隠し

手に取った本に
千と千尋の神隠しのことがとりあげられていて
これは、ひとりの人間のなかの矛盾、葛藤といったことを
ストーリィのなかで、象徴されるキャラクターと見ながら
みてみると、楽しめるというところがでてきた


見るからにぐずで、甘ったれで、泣き虫で、頭の悪い小娘に
何の仕事ができる


これは、湯婆婆が千尋にあびせる言葉なのだが
自分が自分に思ってることでもあったりする
そして、そうだから、なにもできない
自信がないなどと、自分で自分をおとしめたりしてる


日常から、不思議の世界にはいった千尋
それこそ、荷物運びからはじまり
人を助けるなんてことを、疑似体験していって
自分への思いを少しずつかえていくのだ


「やれば、できる」


とそう思えたときから血だらけの竜にこわがらずに
薬を飲ませて、自分の過去のこだわり、自分の忘れては
ならない、大事なことをみつけたりしはじめる


意識の違いは、何千倍もちがうのだ
という言葉が頭をよぎる


もうだめだ
これで、もういいんだと
自分からあきらめてしまったら
なにも進まない
それは、そうするほうが楽だからそうしてるだけではないのか


とってもきびしいことだが
どうすれば、もっとなにかできるのか
悪い局面を打破できるのか
いつも考えて、自分を鍛えて
自分で自分を叱咤し気持ちを鼓舞して
困難に向かっていく


あー言葉で書いてしまうとなんて軽いんだろう
でも
高みに向かって、自分を引き上げていく
そのことを忘れるな
チャレンジあるのみ!