思いをぶつける

会議をしていて
話してる相手から、その心のなかに一貫してある
思いに気づくことがある


土曜日は管理職会議があった
そのなかで、若手を育てるということに、思いを
もって語るひとりに、気持ちがうごいた
私は、立場からとか、いままでの経緯から
どうしても、「会社を発展させるのに、人材育成を」という
視点から考える
その人の思いは、きっとちがう
いっしょにいる若手を、元気付けたいのだ
おそらく、本人も意識していないところで
せっかくいっしょにいるんだ、自分ができるなにか
役にたつことは、やりたい
そういう、シンプルで、いってみればヒューマニスト
いっていい、気持ちがすらりといつもある


それはとってもステキなことで、ずっと何年でも
何十年でも、その部分はそのままであってほしいと
思う
大学時代のゼミの先生、樋口禎一先生が、「人間が
成長できること」というキーワードで
例えば、将棋をしたって、人間は成長できるなどたとえ話をして
数学をしてもいい、ほかの道に生きるのもいいと
大きな心で、諭してくれた
そうした、大きな心を感じた


人を育てるには、と、何度もこのブログでも
自問自答する
まず「育てよう」という気持ちをもつことだ
そのことが、自然にもてるというのはすばらしい
「企業」という枠組みが、ときに光のあてかたを
一方のみにしてしまうということがあるから
ときには、なにも枠組みはなしで
自然に、そう思うということはとても大事


そう感じたら、心がふわっとあたたかくなって
笑みがこぼれてきた・・・・