啓蟄

蟻や蛇、地虫に蛙などが冬眠からさめて
土中の穴から出てくる頃だという
アスファルトにおおわれたところ
ばかりで暮らしていると、忘れそうである
同じように、セミも土からでてくるのだから
やはり、土のあることってのは大事な気がする


生まれ育った家には少しだけど、庭があった
まして、目の前の畑というか空地にはときには
きゃべつがいけられて、ちょうちょはふつうにいた
そんな場所だから、庭の奥に植えられた夏みかん
木は、葉っぱは全部なくなるほど、アゲハにたべられて
いたし、虫がたくさんいるからなのか、大きなクモも
いたし、蛙だのたまにへびだのも見た気がする


それに比べて、いまはマンションに暮らしていて
虫というのを見ずに暮らしてる。蚊くらいはいるのでしょうが
なんか別の場所のようだ。快適ともいえるけど
ほんとにいいのかなと思ったりする


おととしだったか、社員旅行で軽井沢にいったときに
社員が何人か乗ったバスにハチが混入して、ぎゃあぎゃあ
騒いていたのだが、ひとりの社員が悠然とかまえて
ハチなんてこっちが攻撃をしかけなければさすことは
まずないなどと、いっていて、さすがに慣れてるなあと
感心した


デジカメの性能があがって、接写がとても簡単にできるように
なって、花を間近でとることが楽しい
間近でとった花びらの美しいこと
そんなことに気付くようになって、季節にもっと敏感でいたいなと
最近思うようになりました
桃の季節ですね。もうそろそお、梅は終わりに近づきます
SNSでつながってる人の日記で、つくしがそろそろだと聞きました
もう春はすぐそこですね