蛙化現象

蛙化現象ということがあると、新聞で読みました


「今まで片思いで好きだった相手が自分のことを
好きだとわかったとたん恋心が冷めてしまい、
相手が一点カエルのように見えて嫌悪感を感じる
現象のことをいう」


そして、その理由というのが


「自分を否定する延長で、自分を好きになった
相手も否定してしまう。自分を信じていないので
いずれ嫌われるだろうと先回りし、その前に相手を無意識に
避けてしまうことが原因の場合もありますね」


なんと、ここにも自己肯定感の低さがあると
見えてくるのです


自己肯定感の低さというのは、どうも「楽ばかりして
生きたい」という現象のように思えてくるのは
やっぱり、自分が昭和の人だからといえるのでしょうか


いいえ、「時代」なんかのせいにできないと
この蛙化現象なるものは、告げていると感じるのです


自己肯定感の低さということを、超えていくという
ことができなければ、まともに、生きるということが
しんどいということではないか


「まとも」とはなにかみたいな話は
ここでは、横に置きます


好きな人ができて、その人と、愛情を育むということが
難しいとなれば、とても、悲しいと思います


自己肯定感が低いこと
これ、やっぱり自分のなかのもうひとりの自分と
うまくつきあうことから、少しずつ、脱出していくということが
大事なこと、と、思います


去年読んだ、京大、山極先生の「スマホを捨てたい子どもたち」
から、人は人とつながること、人とやりとりすることで
成長し、安定するということが、本当と思います


だから、デジタルでなにかでてきた
ことに、自分自身が傷ついてしまう
そういうことに、敏感になり、自分を守ること
自分のやってることを、信じられるように、まわりと
つながっておくこと


そういう大事なことを、「楽だから」といって
さぼらないこと


こういうことになると、思います


自画自賛」大事ということもあります
(本当の意味の自画自賛とはちがう、自分のことを
誇らしく思う、自分のやったことを自分でほめるという
意味で)


自分を大事にしましょう
自分のやってることを、意味のあること、大事なことと
近づけましょう
あなたを、必要としてる人、事が実際世の中には
存在するのですよ