つながり

河合隼雄先生は、その著書で、欧米人の個人主義というのは
日本の人が考えるより、ずっと徹底していますね、と紹介しています


個人主義、相手のことは、放っておくということ
そのことを、よく知ってるから、意識してつながっていよう
ということを、やります、ということ。
離れて住んでる、家族が、庭の花がきれいに咲いたといって
その花を送ったり、手紙を書いたり、いっしょに
いる時間を大事にしたり、します、といいます


日本人は?というと、急にこの数十年せ豊かになったので
それまで、やろうとしてもできなかった、急ごしらえの
個人主義らしきものをやって、おかしくなってると
指摘します


親子の間で、使うべき心のエネルギーを使うのをさぼって
しつけるべきこと、しつけていない、それが日本の家族ですと
手厳しい、指摘もします


そういう反省にたって、人とのつながりを、大切にしようと
ずっと、思ってきました
「おせっかい」と思われても、成長のためなら、相手になにか言いましょう
そういう態度がいいことだと、社員に言い続けてきました


伝えることができるだけの、つながりがもてるのか?
そのことが、社員として私の言いたい、なにか、しようを
やる、前提になります


今年、いくつか、話し合いのなかで、気づいたこと
人の行動は、その指示する人の姿勢によって、変わると
見える、ということです


つまり、姿勢ということは、それだけ、大事なんですね


社員の人に、成長について、もっと自分で考え、なにか気づいたら
行動してみようと、語りかけます


いままで、どんなささいなことでも、やらなかったことを
行動していくというように、変えるって、結構そこそこの
エネルギーを使いますね
相当意識しないと、できないこと、とも言えそうです


そういうことを、やる、そのことをするのには
やっぱり、つながりがそれなりに強くないと、だめでしょう


若いときは、自分がどう行動しようか
自分という存在を今後どういうふうに、使う、存在証明として
どう認めてもらえるか、不安になり、いろいろ迷うということが
あると思います


迷うなら、まず、いいと信じたことを徹底して
やってみる、そういうことから、考えを深めてみて
ほしいですね