生きとし生けるもの

昨日の日経新聞の、コラムに
犬をペットに飼っていて、気づくこと
自分の気持ちがペットに反映されること
帰ったときに、ほんとうにうれしそうにしっぽを
ふってくれる、そのことだけで、どれだけ
癒されるか
近所では、もう顔がうれていて、散歩に連れて行くと
主人である自分ではなくて、犬にあいさつ、おあいそが
でて、それがきっかけで話がはじまるなんて、ことが
でていた


ひと月ほど前、ケニアの人と話す機会があった
そのとき、ケニアにはたくさんの野生動物がいて、たとえば
象は、仲間が死んだら40日間、弔うのだということを
聞いた
動物たちは、人間が想像するより、ずっと賢く、気持ちも
豊かなのではないかと思う話だった
そういえば、昔映画で「象物語」というのがあって
象の群れが、たとえば水がなくなると、移動をはじめて
水その他のある場所へいく。その足跡をたどってほかの
動物が移動をはじめて命をつなぐということがでていた


地球に生きとし生けるものは、大変な知恵をもって
いまを生き抜いている
人間は、科学技術などを駆使して、川の流れをかえて、海を
うめたて、山を崩したりしてるが、そんな小賢しいことは
もうやめたほうがいいのではないか


人間が、動物によって、癒されるのは、あたりまえなのかも
しれない。人間も動物で、本来生きていたことを
思い出すきっかけになるのかもしれない


動物は生きることに迷ったりしない
人間は迷いっぱなしだ
迷って、悩んで考えるから、人間だという面も
あるけれど、「原点」に帰るという時間も
必要だと最近感じる


生きとし生けるものの尊さ
そして、無理のない、生き方
忘れないことも大事なんだな