プロフェッショナル

昨日の、NHK プロフェッショナル、仕事の流儀 いいなと思いました
医療の現場で、脳梗塞で発作を起こした人に
「食べる」ということを通じて、命を再度ふきこむといっていい
治療を行う人


プロフェッショナルとは、「信念を持ち続けて、人からの信頼につなげられる人」
いい言葉です
最初、ほとんど表情もなく、食べ物を口の近くに持って行っても、反応がうすかった人に
食べるということを、思い出させる、その力。


医療の現場では、いかに自分で食べるということを、してもらうか
そのことに、心砕く、そのためにいろんなことをするというのは
聞いたことがある
だけど、ここまで、患者に向き合い、その力を呼び覚ます行為を
続けるというのを、はじめてみた気がする
そうして、そういうあたたかい、リハビリは通じるのだと、感じさせてくれた
いい番組ですね


大変な思いをしたりすると、人間は記憶を失ってしまったりする
という話はでますね。「安心してくらす」ということがいかに
大事かということの、裏返しかもしれないです
そういう意味では、先月からの熊本を襲った大地震で、自宅に帰れない
不安な日々を送ってる人が、メンタルで、支障を起こすというのも
ある意味、状況からでてきてしまうのは、相当な確率であると思ったりします
本当に大変だと思うし、なにもできないですが、気持ちだけは、添っていたいと
思います


社員指導をしていて、相手を本気にさせるのは、指導してる側の本気が
そうさせるのです。ということを、ときどき思います
これは、ほんとうにそうですね。人間が人間に接して、その心が伝わるということが
あるから、生きてて素晴らしいと思うのですが、伝わるように
なにか、したいものだと思うのです


今回のプロフェッショナルに、出演した小山さんが、相手の人がなにかしら
改善のきざしをみせたときの、本当にうれしいという様子は、心が動かされました
「おつかれさま」という言葉がでたときに、涙をながして、ああ、言葉がでたという
ことを、喜べる。


こうして、映像でその場面をきりとってる、ドキュメントの企画作成してるスタッフも
すごいですが、人間って、やはり感情に支配される生き物だと感じる瞬間でした


生きててよかった、という瞬間が、あるということが、生きる力に
つながると、思っています
生きててよかった、そうそうは、出会えないですね
でも、実は日常のなかに、あることですね


人と人が出会うということ。この人と出会えてよかった。そう思えるように
生きるのは、出会ったその人のプライドをもった生き方によるのだと
言い切りましょう


人生には、宝物といっていい、時間が存在する
そう信じて生き続けられたら、きっとその時間は、信じた人に
訪れてくれるのでは、ないでしょうか
特別なこと、特別ななにかじゃない、日常に、宝物を感じることができたら
それは、もう素晴らしい、生き方といっていいのではないでしょうか