十代の輝く時間

高校時代の3年間は、宝物の3年間
まるで、1年が5年にも10年にも
あたるのではないかって、気がするくらい
「自分を作り」「考え方に影響し」
「そのとき、出会ったものが感性を育んだ」
と思える時間なんです


そう思うと、親しい人に、10代って大事に
したほうがいいよ、と伝えたいと思います


自分を好きでいられるようい、生きていたいと
思います。自分を大事にしないと、他人を
大事にすることは、できないと思います
そして、私は、高校時代に、自分を大切にする感性が
動き始めたと、思うのです


自由を愛し、ひとりひとりを、尊重する校風でした
ひとりひとりの考えを、見守られるなかで
伸ばしていけた、そういう、ところだったと
思います


人と人は、プラスの思考、行動をすれば、プラスの
相乗効果がでるものです
わが母校、金沢高校は、まさにそうだと思っています
卒業してから、同窓の人に何人も会いましたが
基本、自分を大切にして、努力してる人と思えました


あるとき、売上先である会社の役員から、声をかけてもらい
ました。その人は、なんと、高校がいっしょ、大学が
いっしょ、また大学の専攻もいっしょです
また、私が大学卒業して、入った銀行を長らく、いまの
会社で担当者として、つきあったというのですね
おそらく、生きていて、これだけ縁が重なる人って
なかなか、いないと思います


いろんな話をするなかで、一致したのは、人間は
プラスの思考、プラスの行動をもってすれば
相乗効果で、育ち、いい仕事、素晴らしい成果を
だすことができると、信じてることで一致できた
ということに、なると思います


3年ほどまえの、同窓の人で作る、読書サークルの
場において、自分たちは、高校に入って、なんて楽に
なったか?という話をしました
つまり、感性が近い人がいて、お互いを尊重してるから
変な個人攻撃なんてないし(もちろん、ディスカッション
なんて場で、意見を戦わすのを望めば、それはできるけど)
無意味な、個人攻撃なんてないのですよ


逆にいえば、10代なんて、自己抑制がきかない
世代ですから、中学時代なんていうのは、そういうことが
ままあったようにも思います


そういう意味で、安心感、人を信じようという気持ちが
でてきたといっていいかなとも思います


ああ、思い出して、なんて素晴らしい、出会いがあり
自分を育ててくれたと、灌漑にひたりたくなる、
十代の、輝く時間です