今こそ、コミュニケーションを大切に

自由、という言葉について、高校時代の現代国語の
授業において、自由を希求する気持ちが高まった、そのとき
こそ、自由になれるのだ、そういうことを、教えてもらった
ということがあります


いま、私たちは自由がない。外出、制限され、たとえば
私でいえば、行きたいと思う美術館だったり、図書館が
利用できない
不自由だな、と、思ったりします
「美術」ということでいえば、本当に美術が好き、であれば
実は、美術館にいって、作品をみる、だけでなくやることって
いっぱいあるんですよね
ここが、本当に美術すきなのか、そういうことが見えるとき
でもあります


そういうふうに、一段、考えを深める、ということが
できれば、「やること」って、実はたくさんある
っていうことに、気が付きます


私は、会社で社員の方に、方向を示す、ということが大きな
仕事と思っています。いまテレワークをしなければならない
なにより、世の中、経済という点で、大きな「落ち込み」が
あって、このまま仕事できるのか?という不安がある


ピンチをチャンスに
そういうことを、伝えたいです
そして、それは、ただのお題目ではなく、自分ができる
ということがあるのです


先週、まだ経験値が浅い社員が、テレワークになって
いつも指示される人と、リアルにいっしょにいるときは、
言葉で足らなければ、手ぶりも含め、なんとか伝え合っていた
ということが、できにくく、ちょっと困ったという場面に
会いました
そして、うれしいのは、こちらが手を差し伸べて、なにかする
というより、自ら工夫して、つまり「伝えよう」という力を
もっとだして、解決の方向へもっていってるという報告を
聞きました


こうした、自ら、できることを、ひとつでも増やす。
まさにこの点を、強調したいと思います


コミュニケーションというのは、基本の考えとして
発信する側、と受信する側の「意識」ということが、クローズアップ
されると思っています
つまり、真剣に伝えよう、受け取ろうという気持ちや工夫が
なされれば、伝わるということです


伝える側に、なにか「テレ」だとか「過信」だったり、また
自分事じゃない、といったことが、うまく伝わらないなにかに
なっていきます
受け取る側としても、思い込みだとか、つなげられない
そして、集中できてない、といった事情がやはり、コミュニケーションを
だめにします


「制限」があると、そもそも伝わりにくいぞという認識で
やることで、上記のものは、横におしやることができそうです


仕事を、理想に近づける
この意識を必ずもってほしい。そして、その要素としての
コミュニケーションを高めるということについて、実は制限がある
というのは、プラスにできるのです
だから、ひとりひとりの意識を変えたいです