システムは伝言ゲーム

誰の本だったか、忘れてしまったが
システムは伝言ゲームだということを、ひとつの
章の名前として、システム開発の仕事を解説してる
本があった


うん、伝言ゲームの要素はたくさんある
少し見方を変えると、会社も伝言ゲームともいえるかも
しれない
伝言ゲームは、いかに人をかいして情報を伝達すると
記憶のもれとか、そもそも立場がちがうからちがうように
うけとるとか、文章力の問題とかで、どんどん「ずれ」とか
「もれ」が起こるのが、面白いというところ


だから、コミュニケーションは、「会える」ならまず
会って話し合う。議事録も残すというのが
基本中の基本
そして、それを補完するものとして、電話があり
メールがあり。最近はこのブログだとかSNSもしかり


会うというのは、時間もエネルギーも使うことだから
会わないで済むことは、いろいろ補完する手段で行うのも
一手ではある
しかし、重要度、危険度、親密度などがあがればあがるほど
「会うこと」を躊躇してはいけないし、本来は自然とそうなる


コミュニケーションというのは、いろんな人が本に書いてるけど
確かに、一筋縄ではいかないよということがある
システムの会社で、コミュニケーション力がすぐれているということは
すなわち、会社が生み出すアウトプットの品質がすぐれている
ことにつながると信じてる


システム開発が、伝言ゲームといって、うんとうなづくその第一は
複雑だということだ
このまえ社内会議の席上にて、これも人の本からであるけど
「本を整理するもの」ということで
本立てから、本棚、書斎、図書館といって
「設計」が必要なものは?という切り口で
規模ということで、全然変わるという話を引いたのだが
複雑で、なおかつ多くの人が利用するものだから
システムが必要になってくるのだ


いわゆる、複雑なことと、システムを作る必要性はくっついてる
複雑であれば、作る際も多くの人が関わることが求められて
まず、コミュニケーションの大切さが求められる


システム開発が、伝言ゲームだというその他の理由も
たくさんある。そのひとつひとつを見える化して
相手の意識のうえののせるという仕事が、リーダ、そして
管理職の役割だともいえる


今日、このブログにシステムは伝言ゲームという話題をだそうと
思ったとき、きわめて大きなシステムである原子力発電所
ことを、もっと意識のなかに、位置づけて、まず「考えて」みたいと
思った
私は「システム」の仕事をしてるのなら、そのプロの意識で
考えてみることが必要と思えてきた
このあとは、次回以降に考えていきたい