付加価値

ビジネスの世界は、すばらしい
若い、まだ社会経験のない人に、ビジネスマンは
なにをしてるのかといって、聞いてみて
しっかり答えられるか不安になることがある


ビジネスマン、商人は、付加価値の創造をしてるのです
必要な場所、必要なときに、商品であり、サービスを提供する
こう書いてしまうと、一文なのだけど、大変応用のきく話になる


最近、農業をやりたいという人だとか
職人になりたいという人が、若い人でいるという
自分の働いたことが、目に見える成果としてわかる
ということが、大きな魅力なのだと思う
一方で、ビジネスの世界。もちろんメーカーなど
自社製品があってということなると一面、わかりやすい
ただ、例えば全国展開してるような大きな組織になると
単純に売れてるとか、作ってるとかというより
チームでその何分の一かに、貢献してるということに
なって、自分の、成果というのはみえにくい


まして、自社製品がなくて、サービスをとか、コンピュータシステム上の
話になったりすると、見えにくさはさらにひろがる
コンピュータシステムは、何十人、何百人の技術者がいっしょに
作り上げていることが多い。自分が貢献してる部分は、どこと
いうこともできずにいることもあるのかもしれない


ここまで書いていて、例えば目に見える建築関連の会社のことを
思い出した。例えば、橋を作るプロジェクトに参加したとする
自分が直接関わったところは、ほんの一部分でも、「あの橋は
オレが作ったんだ」といいたがるという
このこと、実際モチベーションを維持するのに、自分で自分にいってると
とると、わかりやすい


話はもどって、ビジネスの世界
人と人をつないで、ある技術者が活躍できる場を、コーディネートしてる
のが、ぼくらのいまのポジションだと思ってる
適材適所ということがある。技術者は、例えばスポーツ選手が実戦に
でないと、力がつかないということと似て、実際発注されたプロジェクトで
活躍しないと、腕を磨けない


だから、一日一日を大切にできるプロジェクトにて、活躍することというのは
技術者にとって、ほんとに大事だし、それを積み重ねて
発注側から、信頼に足る技術者だという評判をとって生きていく
いわば、私たちは、技術者の生きる力をつけるお手伝いを
してるのだ


技術者は、チームで働いてこそ、輝く
そのことを、あなたは気づいてますか?