自分にとって価値とは

自分にとって、なにが価値あることなのか
そのことを、考えよう
自分のことって、実は結構やっかいで
「わかってる」つもりになっていたり
「無意識」といったところが大きかったり
理解してるつもりでなかなかなのです


尊敬する河合隼雄先生はカウンセリングの現場にて
箱庭を作ってみようなどといって
自分の理解を促す方法をとってる
まず、人間は生き物だ。だから変わるし
いまなにか影響されることがあると、それに左右されたりする
ま、だから面白いということもある


先日美術館にいって、日本画の大家というかスターといっていい
と思う、川合玉堂とか東山魁夷の作品をみていて
あー、いいなと思い、価値ある時間の過ごし方をしたなと思ってる
もちろん、人それぞれなので、私が見て、価値あると思っても
別の人は価値を認めないなんてことは、十分ある
ただ、スターといっていい人の美術作品は、やはり多くの人を魅了するのは
間違いが無い。ゆえに、かなりの部分で多くの人に価値があると
いってもいいかもしれない


美術作品をみて、いいなと思えるには、実は私にしたら
レーニングというか、美しいものを、美しいと感じる心を
鍛える時間が必要だった
自分が価値あることだと認めた場合には、自分をそのことを
より深く、より鮮明に感じるため、自分を鍛えようとか
いろんな意味で力をつけようという努力は、楽しみであって
苦しみとはならないように思う


おそらく同じことは、技術であるとか、営業能力とか
管理能力といった、仕事に必要なスキルをつけるうえでも
あてはまるのかなと思う
つまり、自分がいまやってることが、自分にとって
価値あることだと感じれることが、出発点なのではないか
自分のことを、面と向かって、むきあって、どうやって
この先、生きていくのか、常に考えるということは
上記のように、まず意識することからはじまる