夏休み

先週から、夏休みにはいった
一方で、天候は少し不順。曇り空が多い


夏で思い出すのは、プールかな
ヨコハマに、マンモスプールと呼んでいた
公共のプールがあった
円形のプールで、小学生だった自分には
とっても大きくみえた。その円は二重に
なっていて、外側は水深が浅いのだけど
内側は深かった


小学生の低学年に最初にいったときには
外側でも、十分スリルがあって楽しかった
そのときほんとに大きいなと感じるプール
最近は、夏のシーズン以外はテニスコートとして
開放していて、たまに行く。そうすると
子供のころに思ったような広さはない


子供のころに、ああ、大きいな、すごいなと
思ったことが、自分が大人になってしまうと
そうでもないというのが、よくある
ひとつは、父親の権威なんていうのも
そうかもしれない


河合隼雄の本に、父親は世間の代弁者として
権威をもっていた(過去形)という説明がある
日本人は、自分が世間とずれてないということを
とっても気にする。だから世間ではそれは通じないぞ
とかいうのは、おまえは仲間外れだぞ
なんていう意味もはいって、とっても大きかった


自分がまがりなりにも、自分で稼ぐ給料で生活を
はじめて、落ち着いてまわりをみたりできると
世間?ってなんだってことになって
世間一般というのは、ある意味幻想にすぎないって
ことに気が付く


それにしても、あまり世間なんてものは、ないだって
開き直らないほうがいいようにも思う
子供のころに、プールのまんなかってすごく深くて
大変と思っていたのをそのままというのは、子供っぽすぎて
おかしいかもしれないけど
人はしっかりみてるもの、あまり開き直りすぎるのは
逆に自分はそんなにえらいのか?


開き直らなければ、なかなか大変なんですが
開き直りすぎて、まわりが見えないのは、ずっとそれより
危険ですね