楽しみをもつこと

今年3月の日経新聞に、太平洋戦争中、敗色が濃いなかで
市民は、舞台を楽しみ、音楽を楽しんでいたということをあげて
大震災のなかだけど、人間って


楽しみをもつ

楽しみをもってるもの、

持たなければ、苦しい?ということですかね


生きる力をどうやって得るか
これはおそらく生きてる限り、全ての人が持ち続ける
命題でしょう
エンターテインメント、舞台や音楽、また絵画や彫刻のアート
が生きるということのエネルギーにつながる、
風、流れ、波、光だとしたら、大いに親しむべきだと思う


生きることにワクワクして、その瞬間が充実して楽しいと
生きてる人、そんな人はいっしょにいて楽しいし、何か
いっしょにやりたくなる
このことだけでも、例えば一日1回でもワクワクしてるときを
もちたいと思う


今月の初旬にいってみた、山種美術館東山魁夷の絵を見た
かなり好きなアーティストだ。この東山が、日本の美しさを
描くため、日本各地をスケッチ旅行したという
「自然こそ、美しい」といってる
思い出す限り、(もっといるかもしれないが)
ロダン、富本健吉、佐藤忠良と自然を手本とした
アーティストは多い


生きるためのエネルギー、アートにふれたときの
風であり、波であり、流れであり、光と感じるなら
アーティストが自然からすくいとったエネルギーを
うけとっていると思っていいのではないか


東山は、風も波も流れも光も、自在に、表現してる
まぶしい
生きる力を得るということは、まず自然にふれ
自然からなにかを感じることから、ひろがっていく