システムは複雑化

コンピュータシステムは複雑化するという宿命がある
多くのデータを扱い、一定の処理速度が必要な
コンピュータシステムは、進化するごとに
複雑化する
一方、だから「シンプル」にするという視点をいつも
もつべきだという議論もある。ただこの話は
別にゆずる


複雑化するシステムを手当てしていくのには
相当数のSEがフォローすることが求められる
その相当数のSEについて、ユーザは一社でワンストップで
用意してくれるということを求める
ところが、同じタイミングでそれなりのスキルをもった
SEをたとえば10人でも用意するというのは
それなりに大変だと思う
それは1000人いるシステム会社だって、簡単じゃないというのが
私の見方だ


そうした、状況のなかで、複数の会社でチームを組んで
プロジェクトを立ち上げることになる
それが、システムエンジニアリングサービスというビジネスの
需要からスポットをあてた、あり方だろう
そうしたときに、発注することをいろいろ決められる
キーパーソンにあてにされる会社になってるということが
ビジネスを伸ばす、大きなポイントとなる


最近知り合って、今後ビジネスを伸ばしたいと、話が合う社長
先日会ったときに、今度はあなたの、IT業界においての生き残りの
戦略を聞いてみたい、そう言われた
社長なら、そうした「今後どうするのか」ということは
必ず考えるべき命題
ただ、正直なところ、いままではずっとその点いわばさぼってきた
さぼるというと語弊があるが、上記のようなSESと呼んでる
ビジネスでは、いま注力するプロジェクトの品質をあげることを
はじめ、いまに全力をあげることが、次のプロジェクトに
つながる最大のポイントだと考えられてきた


もちろん、だからといって次のビジネスの手当てを考えなくていいと
いうことには、大きな視点からいうとならない
それはいつも肝に命じている
ただし、実際のところ、チャレンジはしたけど道筋をつけるのまでは
なっていないのが現状


システムは複雑化する
そのなかでの専門集団になれるか
また続きはいつか書きたいと思う