自然体

今年の夏、出会った人がいます
その態度が自然体だなと思いました


そのことを、3回目に会ったときに、本人に伝えました
あなたの、自然体と思える姿勢がとても好ましく思えました
ということ


仕事で、チームを組んでやるときに
このひと、自然体だなと思えることは
仕事を頼むにしても、なにかしら、「先がみえない」
状況でいっしょに、チャレンジしなくては、という
ようなときも、自然体でできるなと思えると
勇気づけられるところがあると、感じます


たとえば、コンピュータシステムを作っていく過程において
なんらか、想定外のことがおきていて、設計通りにすすめられない
そういうことは、たくさん起こるのですね


結合テストなんて場面は、そういったことが、本当に起こりやすい
まして、自分たちがいま作ってる、システムが、他のシステムと
連動して動くなんてことになると、そうしたテストは勢い
複雑になります


知ってる人は多いかもしれないですが、他のシステムと
連動させるということは、あたりまえのように、いま
進められていますね


こうなると、調査に膨大な時間がかかることはめずらしくないし
さらにいうと、会ったこともない人と、いきなり連絡をとりあい
お互いの情報を交換し、解決策をたどるということを
やるということが、起こります


さて、そこで自然体ということです
こういうことが起こったとき、このことは、こちらの責任範囲で
まずやる、お互いにやる。相手もある部分は、こちらで責任もって
調べますよということを、進める
それで、はたしてうまくいくかはやってみなければわからない
だから、なにかやるときの、影響範囲、もちろんその影響が
実際リスクがあって、そのリスクについて、自分たちで責任
追えないのであれば、その責任について、相談し、どうするか
決めておく。


責任、というのは、一番は、人の命にかかわることですね
このことは、最低限覚えていてほしい。お金ということも
ありえます。大きなお金の損失は、ひろく影響を考えると
救える人の命をうばうかもしれませんね


リスクの話にいってしまいました


自然体、のこと
つまり、自然体でいるから、この人を信じてもよさそうだと
思えることがあると思います
そして、信じていいかなと思えるから、情報がもらえるという
ことがありますね


たとえば、あなたが言葉が通じない、海外にいて、道がわからない
もうあとは、「勘」になると思いませんか
この人の言ったこと、信じていいかどうか?


こういう、情報が少ない状態で、手探りで仕事するって
コンピュータシステムの話で言うと、ほんとにたくさん
あると思います
そういうなかで、人より多く情報もらえるのは
すごいことですよ


さて、その自然体でいることをみせてくれた方
ぜひ、これからも期待したいですね