話によると
お茶を飲むということに
精魂かたむけて、準備してその、茶を飲む
空間、気持ちのやりとりの妙に気持ちを注ぎ込む
その、茶道という厳しい道のりがあるという
話を聞いた
サン・テグジュペリが、一番の贅沢は人間と人間との
関係と答えてるが、まさにそのまま
人と、気持ちのいいやりとりができるということは
なんて、すごいことだろうと思う
経営者になって、人を導くことを求められ
その、大きなポイントとして、自分で自分に気づく
その瞬間を、なにかしら後押しして、成長に結びつける
そういった流れを何度も思う
人の意欲をかきたてるものってなんだろう
上司から、言われることってなかなか、すんなりと
自分のなかにはいってこなかった、経験がある
だけど、ときと場合によっては、なにかしら「方向を示してくれる」
といったことがほしい場合もあって、上司も含め
自分をケアしてくれる人の言葉が、身にしみることもある
「身にしみる」という経験も大事だと思う
自分がなにかしたい、いま困ってる、誰かの痛みを感じることが
できた
そうした、口先だけでなく、表面的にすらーっと流すのでなく
体のシンから、なんとかしたいとか、突き動かされるように
行動してるとき、いろんな経験をした人から
おまえは、いまこうしなければならないとか
そのいまやってることは、とても大事であとあと、思って
すごい経験として、おまえの宝物になるとか
そうした、サジェスションをもらえるということが
人生にとって大事ということがある
なかなか、大事なことってうまく伝わらないことが
多いっていうのが、私のいままでの経験上ある
そうであれば、例えば茶道の、ひきしまった、ほんのひとときとかに
例をみられるような、大事にする、時間、空間を
自ら作って、その一助とできたらと感じたりする
人が、成長することを助けたい
その気持ちは、ずっともっていたい、いわば私の信条に近い
そして、そのことを少しでもまえよりも、うまくできるように
自分で自分を鍛えること。それが私の生き方、生きる道だと
思っている
