山を仰ぎ見る

ひととき、二十代の前半だろうか
自分がなにか、努力して高めていることが
あるとして、「ああ、自分はもうここまできたから、いいかな」
などと、思ったら、それは成長が止まるどころか
大変な堕落をしている状態だと、聞いて
しばらく、そのことが気になっていた


例えば、マネジメント
このこと、私はずっと真剣に取り組んできたと思ってる
もちろん、上に書いたから言うわけではないけど
こんな感じで、いいなどととても思えない
まだまだ、それは自分の成長が遅いせいもあるかも
しれないけど、まだまだ、鍛えるべきこと
知識として、吸収しなくてはならないこと
それから、人格というか人との接し方からはじまる
それこそ、生き方を見つめ続け、自分のいいと信じた
また感じたことを自分が行動できるようにすること
いずれも、まだまだやることはある


企業家としては、もうもちろんすぎて、ここでは書かない


もうひとつ、スポーツ
山に登ったり、テニスをしたりということを
続けてる
スポーツを楽しむのに、いろんな要素はあるのだけど
やっぱり、まずは自分のなかの「やりたい」という気持ちを
常にフレッシュにもっておこうと思う
テニスなら、うまくなりたいなら、一球でも多くボールを
打ちなさい
それはあたりまえ。
限られた時間だから、例えば、仲間がテニスで頑張ってる話を
聴いたり、そうでなくてもスポーツで、もしくは
自分を鍛えるということで、なにかしら刺激を受けたら
それを、自分の気持ちを燃やす、材料にしていこうと思う


実はいま書いてきたことも
チャレンジということがあれば、あるほど、あ、自分はほんとうに
まだまだだ、いや参ったなということも多々起こる
そうしたとき、いわば「また新しい山頂が見えた」
と思って、山に登ろうとしたときに
仰ぎ見る頂を思って、すがすがしい気持ちになるときのように
気持ちを、すっと保って、生きていきたい


チャレンジはとっても大事
そして、できれば自分が続けていることで
少しでも、高い位置をいつもめざして、進んでいきたい
それは、生きた証になる
それは、きっと自分の心を豊かにしてくれる