終わらない冬はない

今年は、おそらくここ数年とかでは
一番寒い冬だと思う
1月にはいって、最高気温が10度に満たないのは普通
最低気温は0度近辺ではりつき


ここ、10年とかの感覚では、最低気温が0度になるのは
かなり少ない、感覚としては月に1度というか
シーズンにあるかないかと思ってきた


先週の週末は親族であつまる法事があって
風のあるなかお墓参りをしたら、その寒さが身にしみた
私の両親も80歳を超えて、寒さがこたえてるようだった


mixiや手紙で、知り合いから、春が近いという便りを
もらう
梅の花のたよりは、寒いときに届くので、特にうれしい
まえに聞いた話では、桜より梅を見る花見が主流?という
時代があったという


横浜、鎌倉にはいくつか梅のスポットがある
三溪園。梅を見に行くにはおすすめの場所だ
池をみながら、梅を回遊するようにみてまわれる
広い庭園に咲く梅をみていると、とても横浜の一角とは
思えない、優雅さがある


鎌倉では、いくつも寺で梅をみれるとことはあるのだが
鎌倉駅の近くでいえば、宝戒寺だと思う
かつて、幕府の侍所だったか、中心の拠点がおかれていたという
いまでも、紋所は北条の△がならんだやつだ
本堂までの参道や、右奥の庭に、種類豊富に梅が
にぎやかに咲く


駅からは離れるけど、二階堂の奥に、私が鎌倉で気に入ってるお寺の
ベスト3にはいる、瑞泉寺がある
この寺は、梅にかぎらず、四季のすべてで花が咲く寺として
有名だ。そのなかでも梅は特にすばらしいと思う
階段したの、入り口のすぐ先に見える、梅林は
その奥に寺の主要な部分があるところに向かい斜面になるのだが
ちょうど、西側になるのか、日がさす時間が短いのだと思う
きっとそのせいで、梅が咲く時期がかなり遅い
階段をあがり、本堂のまえの梅をみると、ずいぶんちがうのが
わかる
夢窓国師の庭園をみて、梅をみたら、詩人でなくてもなにか
書いて残したくなるほど、気分がいいと思う
実際、作家、詩人でこの寺を愛した人はたくさんいて
句碑が残る


梅の花のつつましさ
梅の香を思い、もうすぐそうしたすがすがしさを
感じれるなと思いながら
寒い冬をのりきろう