わかりやすさ

システムの仕事をしていて
システムって、複雑化する宿命があるって思う
これは前にも書いた
そして、複雑化するがゆえに、シンプルなこと
わかりやすいことを大事にしたいと思う


複雑化して、出てくる問題のひとつは
伝言ゲームのワナといっていいことだ
例えば、メールやグループウェア、その他管理ソフトなど
あるわけだけど、やっぱり大事なことは会って
直に話すのにまさるものはない


そうなのだけど、例えば何十人、何百人とかかわる
システムだと、ひとりのリーダーが全員に話しては
いられない
そこで、伝言ゲーム的な動きにならざるを得ない


複雑な仕事を、会社もちがう、年齢も育ちもちがう人が
集まって、すすめていく「プロジェクト」というやりかた
これがあるかぎり、伝言ゲームはきっとなくならない


そうして思うのは、シンプルさを大事にすること
報告書にしても、実際の行動にしても、シンプルを
大事にすること
極論をいえば、二者択一。しかしながら、すべて二者択一に
考えるのは、これまた危険なこと


シンプルに考えるときに、忘れてはならないなと
思うのは、人間の本質をとらえた、シンプルさを求めたい
ということではないか
例えば、人間は欲がある。食欲からはじまって
表現したいということ、自分の居場所を確保したおいということ
そうした、必ずある欲求を覚えていたいと思う


だから、まず話を聞こうということになる
ひとりひとり、思ってることをだしてもらって
ベクトルをあわせていくということが、チームとして
とっても大事だからだ


話を聞く、その聞いてる私は
どうすべきか
公平で、未来志向で、さらに、人を育てる心意気を
持っていたい
どれもシンプルにそのことを思っていたい