選挙にて

今度の日曜日は、衆議院選挙です
実際のところ、小学生のとき、ときの権力者の汚職といった
ことを目のあたりにして、政治は信じられないと思い込み
選挙なんて、興味がないとやってきました
でも、ここ数年、やはりそれじゃ、日本人として
やっぱり無責任すぎるなと思って
選挙には行きます


今回のトピックスでいえば、いまの民主党政権
いろいろ批判はあるけど、ある面は評価できると
思っています
ひとつは、JALの再建
おそらくですが、政権交代ができなければ、いまのような
再建はできなかったでしょう
もちろん、本当のところはわかりません
でも、感覚的にはしがらみにしばられたなかではできないことを
やったと思っています


もうひとつは、消費税をあげる法案を通したこと
財政再建について、まったなしになってるなか、よく決めたと
思います
景気が悪い時に、増税はおかしいという。それもそうでしょうが
いってみれば20年景気は悪いまんまなのです
そのあいだに、財政は悪化の一途。どうするのか
だれも、責任をとりにいかないと見えるなか
よくやったと感じます


まえに、よく知ってる人と、政治家になる人は
どういう人が望ましいのかと、話したことがある
「私心がない」「リーダーシップ」「ビジョンをもつ」
ということがあがったと思います
これは、まさに経営者に求められることといっしょですね


どうも、冒頭に書いた経験から、政治家というとなにか
汚職に近いことをやるのでは?という気がしてしまいます
だから、私心のないということは、ほんとうにそうあってほしいと
思います
また、リーダーシップ。このブログにおいて、中心となる話題の
ひとつが、リーダーシップです。人がついていきたいと
思わせるなにか、そしてついていって、よかったなと思えるなにか
そのことを、真剣に考えることを、思います


おそらく、経営者である、私がいまだにまだまだ、できてないなと
感じること、それは「ビジョン」のことでしょう
見えないものを見えるようにすること
それは、ビジネスの方向ということになります


ここまで書いてきて、少し思うのは
政治家という人々にも、一番欠けているのは、ビジョンをもつこと
になるのかもしれないですね
ビジョンをもつということは、とっても大事かつ難しいですね
絵に描いた餅になりやすい


でも絵に描いた餅について、考えて、ああ、これはこういうことが
まずいとか、いいとか気付くということからはじめないと
ずっと、ずっとビジョンなどはもてないのでしょう


選挙の季節。誰がビジョンを語れるか
私にとって、なるほどというビジョンを語れるか
その点で、少し選んでみたくなりました