冬の気色

昨日、取引先でカレンダーの写真が美しいと思った
それは、秋田県横手市の写真で、大きな家のまえに
ちょこんちょこんと、かまくらが作られていて
そのかまくらから、やわらかな光がこぼれている風景
こんな素晴らしい風景は、いろんなことを連想させる
前にこのブログにも書いた


http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20090109/1231426800



冬という厳しい季節、雪国という厳しい環境があるなか
たくましく人々は生きる
このブログにやはり書いた、アルプ力というようなことにも
通じるのだが、人は一定のところ、環境が厳しいほうが
たくましく生きることができるのでは?と感じたりする


昨日は、気の置けない仲間と少しお酒を飲みました
そのなかで、共通の友人である人のことを、ほめるなか
やはり、環境からくるたくましさということにふれました
何度も思ってることですが、私の親以上の年代、早くいうと
日本がまだまだ貧しくて、どちらの家でもどの人も、まず
食べていくことに懸命というときを、生き抜いてきた人は
いろんな意味ですごいのだと、いうことにふれた


よくリーダーたるもの、必ず必要な人に接する態度、気が利いてるとか
相手の思うことを察するという振る舞いについて
その共通の友人は、すごいという話から、話ははじまった
そういったことは、やはり厳しい環境を生き抜いてきた人
ならでは、ということがある。いやとかきらいとか
いってられないきびしさがある
考えるとかそんなレベルでなく、とにかく食べていくために
どうしてもやることがあったからだ


そうした厳しい環境がいまはないので、ある面そうした対人感応力と
いったところは、ひとりひとり、退化してしまう。実際
相当退化したでしょう
じゃあ?それでもそうした力を思い出して
しっかり身に着けるということがいかに大事かと思う


冬の季節
やはりそれでも気温はさがるし、生きていくのは大変だなと
少し感じることができる
そんなことを、思いながら、タイミングよく、あたたかいものを
たべさせてもらって、そのありがたさを感じるなんて経験は
とても、大事です
そして、その相手の気持ちを受け取れる状態、また気持ちの素直さという
ことがなんて大事かとよく感じるこのごろです


人間は想像力も思いやる気持ちもあります
そして、それはみがけば、みがくほど光ることだし
またまわりを明るくできることだと信じます