方言

今年のNHK大河ドラマ、「八重の桜」を見る
大河ドラマ、てまひまのかかりかたはすごいなーと
思う。豪華キャストだしね
そういいながら、ストーリィは感情移入があまり最近
できないなと思ったりする
今年は少し期待してる


主人公の綾瀬はるかが、なにかでしゃべっていたけど
会津の言葉はとてもあったかくていい言葉だというような
ことだったかなと思う
何度かテレビをみていて、すーっとわかる会津の方言って
あるのかなと思った。つまり方言ってぱっと聞いたら
わからないと思ってるのだ
というのは、学生のとき、相手は三重県の出身だったと思う
その人の下宿に二人でいて、電話がかかってきてしゃべりだしたら
「ええ?、なにしゃべってるかわからない」という
経験がある


つまりそれは親からの電話で、方言まるだしでしゃべられると
まるっきりとはいわないけど、会話のニュアンスとか言葉の
詳細がわからないのだ。正直びっくりした
同じ日本語なのに!
言語学をずっとやってる知り合いがつぶやいていた
いまは、テレビがあるので、ある意味方言はどんどんくずれちゃう
テレビで話してる言葉が、標準?みたいなながれで・・・


思うに冒頭で書いた、八重の桜での会津言葉は、テレビで
くずれてしまった、会津言葉なのではないか?と思う
そうでなければ、ぱっと聞いてわからないと思ったりする
本のなかでの話だが、東北地方において、同じ県でも
少し場所がはなれてしまえば、すでに言葉がちがうという
話を聞いたことがある。
逆にいうと、それだけ地方色豊かな方言があったという
ことになるかもしれない


方言っていいなと思ったのは、宮沢健二の雨ニモ負ケズ
朗読を東北の方言で聞いたときだ
別物だった。標準語のイントネーションで朗読されるのが
ある意味いやになった
こんなに、味のある、あたたかい世界をかいまみれるのかと
感心した
実際のところ、田舎をもたない私は、地方へのあこがれが少し
強い面があるのだと思う
小学校のころとか、クラスメートがお正月や夏休みおじいちゃん
おばあちゃんのいる田舎へでかけて、遊んだ話を聞くと
とてもうらやましかった
おばあちゃんはいっしょに住んでいたし、親戚のおじいちゃんも
横浜にはいるのだけど、地方にいる、そうした存在がなかった
からだ


人間は生きる。そのためにアルプ力とかここで書いてる
生きるための力を蓄えなければならない
また、別のページでも書いてるように、スローフードといった
食べ物が、そうした力をたくわえるのに有効だと思う
こうして、生きるためのものを考えると、いきあたるのは
その生きてる場所、土地そのものを愛していくこと
大事だなということだ


八重の桜、もう少し会津の良さが見えるような、場面が
あるといいな