同窓会

2年ほどまえ、大切なお客様のひとりが小学校で同窓だったということ
共通の友人がいたことを偶然知って、大変うれしくなった


同窓の良さというのは、何かを取り繕うなんてことなく
素のままで相対できるということかなと思う
そこには、いっしょに育ったんだという大いなる安心感があるからだ。


冒頭に書いたお客様は同窓だから?はまったく関係ないのだけど
自分との共通点として、組織の後輩を育てようとか、いかに若い人に
意欲をだしてもらうかということで、思いが重なる
何度か食事していて、まさにリーダーシップ論で話に花が咲く


リーダーシップということで、私も社内でいかにリーダーが
リーダーたるふるまいをするかについて、語ることがある
そのひとつが、「内容よりつながり」ということになる
たとえば、何を話しているかということも重要なのだけど
一方で気にすべきことは、いっしょにいる絶対的な時間とか回数とか
相手と自分がつながってると感じていること、これがとっても大事だ


同窓ということで「つながり」を思うときに、10年、20年もっとと
離れていても、一瞬にしてときを超えて、仲良しにもどれたりするのが
同窓だ。同窓という共通点があって、自分とまた別の点で共通点を
見つけられたら、それこそもうリアルにずっと仲良しになれる


人と人。いかに信頼関係を作るのかということ
ここのところは永遠の課題といっていいことなのだけど
同窓の人と密なやりとりができて、育んだ関係があるってこと
このことは、その後の人生で豊かな人間関係を作るのにとっても
いいビタミンになると思う


自分を客観視できること。おそらく生きてくうえでかなり大切な身に着けるべき
わざ、または習慣だ。このことを思うのに、自分と同時に近しい誰かを
大切に思えるかどうかということが、最初のキーポイントになると感じる


自分が大切に思う人を自分と同じくらい大切に思うこと
口でいうほどやさしくない。けれどそのことを日々実現し信頼を
得ていかないと、ビジネスではうまくいかない


リーダーになる人って、適格な判断とか時代を見る目、公平な心が必要だ。
そしてそうした資質のなかで、私が強調したいのは、人に対するあたたかいまなざしと
相手の立場にたてる、心の豊かさだ